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スライドショーからブランドへのリンク埋め込みなど

インスタグラムが広告事業を拡大、画像から商品購入が可能に

2015年09月09日 20時59分更新

文● ナカムラ/ASCII.jp

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商品の購入やアプリのダウンロードができる「ダイレクトレスポンス型広告」

 インスタグラムは9月9日、大企業や中小企業の広告主が、インスタグラムで広告キャンペーンを展開できるサービスを発表した。同日より世界30カ国で提供が始まり、9月30日までに全世界で展開する。

 2015年5月に日本で広告を導入した当初は、大手ブランド向けに試験的に提供していたが、今後は対象を中小企業にも広げる。フェイスブックの広告技術を活かし、インスタグラム上でも利用者の趣味嗜好によってメッセージを効果的にターゲティングできるという。また、インスタグラムから直接興味のあることについてより詳しく知ったり、商品を購入したりできる新しい広告形式により、様々なビジネス目的に対応できるという。

 すでに米国ギルト・グループやデザイナーズ家具を扱うMADE.com、ゲーム開発のKabam、アウトドアブランドのザ・ノース・フェイスなどが新広告を導入し、一定の成果を収めたという。

 さらに今回、広告機能を新たに追加し、横長の写真と動画、最大30秒までの動画広告、マーキー、フェイスブックと横断したキャンペーンが可能になった。

 また、日本で広告導入時に利用できなかった以下の広告形式が、今後利用可能になる。

ダイレクトレスポンス型広告 商品やサービスのことをより詳しく知ったり、ウェブサイトからの登録や商品の購入、アプリのダウンロードなど直接的な行動を促す。
カルーセル広告 複数の写真広告をスライドショー式で表示し、リンクからブランドのサイトへと誘導する。

スライドショーからブランドのサイトへと誘導する「カルーセル広告」

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