ここが変わったWindows 10 第61回
パフォーマンスやバッテリー寿命、互換性などが向上しているハズ
Windows 10、3度目の正直か!? 連続して新ビルド公開!
2015年07月06日 09時00分更新
3月17日、Windows公式ブログ上で開発中の次期OS「Windows 10」の販売開始時期を2015年夏とし、世界190ヵ国・111言語でリリースすると発表し、6月1日、ついに公式ブログ上で「7月29日」からアップグレード開始と公表された。Windows 8.1の後継OSとして、いろいろな機能のブラッシュアップが行われている。
この連載ではプレビュー版の「Windows 10 Insider Preview」を利用し、Windows 10の新機能の紹介、解説をする。
6月29日にビルド10158が公開された翌日、6月30日にビルド10159が公開された。ビルド10158を目にできなかったユーザーも多いのではないだろうか。しかも、10158から300点以上の修正を施しているという。今回はビルド10159について紹介しよう。
まず、アップデートの方法から。マイクロソフトのサイトではビルド10158からアップデートすると、0x80246017エラーが出る可能性があるとのことで、その場合はPCをそれ以前の状態に戻してからアップデートする必要がある。また筆者の環境で発生したのだが、仮想OS環境に構築したWindows 10IPビルド10130が、どうしてもアップデートできなかった。これも再インストールして対応するしかない。
サインイン画面に「59回 Windows 10公式壁紙は「Hero Desktop Image」に?」で紹介した画像が使われているのがかっこいい。壁紙も変わっていた。またWindows 10 Mobileと同様、新ブラウザー「Project Spartan」が正式に「Microsoft Edge」に変更されている。それに伴い、アプリIDが変更され、従来のブックマークやお気に入りなどが失われる。もし、ヘビーに使い込んでいる人は注意しよう。
「Hero Desktop Image」のサインイン画面がカッコイイ
壁紙も「Hero Desktop Image」になっている
「Project Spartan」が正式に「Microsoft Edge」になった
追記:この原稿をアップした後、7月3日になんとビルド10162がリリースされた。いくら何でももうちょっとゆっくりしてもいいのでは、と思うが、早速アップグレード。マイクロソフトのブログではパフォーマンスやバッテリー寿命、互換性などが向上しているとなっている。とりあえずさっと使ったところ、ビルド10159とくらべて、大きな変更はなさそうだ。
連続で、ビルド10162がリリースされた
この連載の記事
-
第83回
PC
Windows 10は「ゲストアカウント」が存在しない!? -
第82回
PC
Windows 10にBootCampが正式対応した -
第81回
PC
Windows 10、新「ビルド10525」がリリースされた! -
第80回
PC
Windows 10の強制アップデートを延期する・無効にする -
第79回
PC
Windows 10、早速強制アップデートの弊害が起きる -
第78回
PC
もうパワポは不要!? Windows 10も対応、無料アプリ「Sway」 -
第77回
PC
Windows 10で設定画面を「ブラック配色」にする方法 -
第76回
PC
Windows 10でも「ゴッドモード」が用意されていた! -
第75回
PC
Windows 10を「予約したユーザー」のためのアップグレード方法 -
第74回
PC
Windows 10へアップグレード前に回復ドライブを作成する方法 -
第73回
PC
Windows 10を手動でアップデートするテク - この連載の一覧へ