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使えば使うほどユーザーに合わせたアドバイスを提供

健康バトルしようぜ! ユーザー同士で競える機能も予定の活動量計「UP2」

2015年06月03日 15時56分更新

文● 西牧/ASCII.jp

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 ジョウボーンは6月2日、活動量計「UP」シリーズの新製品「UP2」を発表した。これに合わせて、6月3日に製品の説明会を開催した。

 UP2はUP24の後継モデルにあたり、UP24に比べ45%小型化した。また、アルマイト製フレームの採用により、スタイリッシュなデザインを実現したという。Bluetooth経由でスマホと接続し、1日の活動量や睡眠データを取得、そのデータを基にスマホアプリからアドバイスを受けられる「Smart Coach」機能などは引き継いでいる。

 販売は6月中旬を予定しており、価格は1万5000円前後。

 説明会に登壇したジョウボーンのシニアプロダクトマネージャーであるジェイソン・ドナヒュー氏は「ウェアラブルは3つの分類に分かれ、明確になってきた」と話す。

ジェイソン・ドナヒュー氏

3分類に分かれるウェアラブルガジェット

 ひとつはワークアウトに使うもの、もうひとつはスマホが拡張されたスマートウォッチ、最後がライフスタイルに活用するものだという。

 このうち、ワークアウト型とスマートウォッチはサイズの大きさと、バッテリー駆動時間の短さを指摘する。対してライフスタイル型は「ジョウボーンが特化している分類であり、装着感は快適、バッテリーも7日間持たないといけない」という。この考えがおそらく新製品の小型化につながったのだろう。

 また、UP2については「エントリーである“UP move”、プレミアムである“UP3”の間に提供できるものがあるのではないか」と考えた結果だとする。これまではUP24がその位置を担っていたが、UP2の登場により、UP24は販売をやめると明言した。

長く使えば使うほど、的確なアドバイスをくれるUPアプリ

 ジェイソン・ドナヒュー氏はUPのアプリについても説明。「多くのインテリジェンスが搭載されている」と語る。

安息心拍数を軸に詳細なアドバイスをくれるUPアプリ

 その核がSmart Coachだ。UPを装着し、1~2週間ほどデータを集めるとユーザーに合わせたレコメンドを送ってくれるようになる。装着から30日ほどすると睡眠・活動・食事のデータから相関性を見出していく。たとえばいつもより30分寝るのが遅く、翌日活動量が減ったら「今日は30分早く寝よう」とメッセージをくれるという。

 また、UP3はさらに進化し、起床時の心拍を「安息心拍数」と定め、この心拍数を基準に「4000歩歩くと安息心拍数が減少する」「寝ているときの心拍数が不規則なのは、昨夜あなたが8回起きたから」など、詳細なレコメンドをする。

 そのUP3は今夏後半に販売予定だという。詳細な時期は決まっていない。価格は2万5000円前後(関連記事)

UP3は3軸加速度センサー、皮膚温度・周囲の温度感知センサー、電流を流して心拍を計測するバイオインピーダンスと、多くのセンサーが入っている

アプリの新機能は健康デュエル

 UPアプリの新機能追加についてもアナウンスがあった。日々の歩数をユーザー同士で競える「DUELS」が来週全世界で利用可能になる(詳細なリリース日は不明)。

DUELSでゲーム性を持たせた

 ユーザーが1日・3日・7日と日にちを設定し、1対1で歩数の多さを競うもので、コメントの送り合いや勝敗の進捗確認などができるという。また、DUELSはUPシリーズを持っていなくても歩数をカウントできるスマホやガジェットがあれば利用可能。

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