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長距離ドライブに最適な車載ルーター「404HW」と一緒に伊豆まで

2015年04月18日 15時00分更新

文● 林 佑樹

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移動中に楽に使えて便利だが
面倒な部分も

 本体頂部のファーウェイロゴボタンは、電源ボタンとパワーランプ、また電波強度を示すために用意されている。電源の投入はボタン長押しで、電源が入るとランプが赤く点灯。次に電波を掴むと緑、もしくは黄色、赤色になる。またランプの色は、赤色は電波を掴んでいない状態、黄色は電波が不安定な状態、緑は電波が安定している状態を示している。

 都内から伊豆までの道中では長いトンネル内で黄色になることがあったくらいで、あとは緑色をキープしていた。とはいえ、思いっきり山中の場合は赤色になるケースもあるだろう。

ファーウェイロゴボタンが緑色の状態。このときは電波強度が十分確保されていることを意味している

こちらはファーウェイロゴボタンが赤色。起動直後や電波強度が極端に低いとこの色になる。また黄色もあるが、ごく短時間だけだったので撮影に失敗している

 さて、使用するまでは電源ボタンを長押しするだけで、エンジンを切ると404HWの電源がオフになる。オフの状態からエンジンをかけた場合、404HWの電源は自動的にオンにならないため、その都度電源を入れる必要があるため面倒に感じた。ロゴボタンの上にはメールアイコンがあるのだが、貸出品に入っていたSIMはSMSに非対応のようで通知の確認はできず。

ブラウザーから404HWにアクセスできる。SMSの項目から受信したSMSの確認が可能だが、わざわざブラウザーからアクセスする必要があるため、利用頻度は高くないかも

初回起動で設定するとしたら「WLAN基本設定」。覚えやすいパスワード変更しておこう

 次に、すっかり車内でも重要なファクターとなったUSB充電。404HWには、USBポートがひとつがあり、出力は5V/1Aだ。USBポートは本体上部にあるため、シガーソケット周辺のレイアウトによっては、そのままではUSBケーブルを接続できないこともある。今回の車両はハイエースバンで、404HWを天地逆さにしないと使用不可だった。

 また疑問なのはUSB端子の向きだ。前後逆であるため、ケーブルを挿すだけなら問題ないのだが、USB電流チェッカーでつねに確認したい民族には残念な仕様になっている。

USB電流チェッカーで確認しようとしたところ、USB端子の向きが前後逆なので写真のように値を撮影できず。鏡で見たところiPhone 6 PlusとGalaxy S5 ACTIVEで1Aの入力を確認できた

USBポートがあるため、カーナビアプリを使用する場合もバッテリーも安心。それにしても、Yahoo!カーナビアプリは気がつくと高性能になっている気がする


(次ページでは、「404HWの通信速度をチェック!」)

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