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レースクイーンもあるよ! ディーゼルデミオがスーパー耐久で完走!

2015年04月12日 15時00分更新

文● 松永和浩 写真●松永和浩 編集●末岡大祐/ASCII.jp

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日本初!市販車ベースの
クリーンディーゼルレーシングカー

 3月29日にツインリンクもてぎで開催されたスーパー耐久 2015シリーズ開幕戦「もてぎスーパー耐久」に、次世代エコカーとして認定されているクリーンディーゼルSKYACTIV-Dのマツダ デミオXD「DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-D」 が参戦した。次世代エコカー、それもクリーンディーゼルの市販車ベースのレーシングカーがサーキットで主要なレースに参戦すること自体が我が国では初めてのことだ。

クリーンディーゼルSKYACTIV-Dのマツダ デミオXD「DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-D」を走らせるTeam NOPROのドライバーとスタッフ

 次世代エコカーとはエコカー減税で取得税と重量税を100%免除された上に、一定の条件を満たすことで補助金が交付される車種のことで、電気自動車、プラグインハイブリッド車、燃料電池車などが対象となり、クリーンディーゼルもこの枠組みに含まれる。プラグインハイブリッドではないハイブリッド車やダウンサイジングターボなどのガソリン車は次世代エコカーには分類されない。

 2月中旬にスーパー耐久シリーズの年間エントリーが発表された際、ホンダのフィット3ハイブリッドの名前も挙がっており、エコカーバトル勃発か?と思わせていたが、3月初旬の時点でこのフィット3ハイブリッドはガソリン車に変更、エコカーとしてのエントリーはクリーンディーゼルSKYACTIV-Dのマツダ デミオXDのみとなっていた。

電池に頼らないエコカーの、技術発展に寄与したい

 「電池に頼らないエコカーの、技術発展に寄与したい」とクリーンディーゼルSKYACTIV-Dのマツダ デミオXDで参戦をしたのは、マツダ ロードスターのチューニングプロショップとして名を馳せる有限会社ノガミプロジェクトが母体のTeam NOPRO。チーム代表で監督の野上敏彦さんは、マツダのル・マンチャレンジでメカニックとして参加し、また自身も1989年からマツダ757富士耐久シリーズに参戦。また2002年からSUPER GTの前身の全日本GT選手権にロータリーエンジンのロードスターで参戦するなど、華やかな経歴の持ち主である。

 そしてTeam NOPROは2012年よりスーパー耐久シリーズに参戦。2013年にはマツダ史上初のレシプロエンジンによる耐久レースクラス優勝をはたし、2014年のランキングはクラス3位だった。

 ニコニコ生放送での参戦発表も大きな話題となり、多くのメディアで取り上げられることになったこのTeam NOPROのディーゼルチャレンジは、開幕戦のもてぎでまさに大きなチャレンジをしでかした。

野上敏彦監督

 初参戦の車種は完走することすら難しいといわれるスーパー耐久。ましてやエコカー、それもクリーンディーゼル車のエントリー自体が初めてというスーパー耐久にあって、そういった初めて尽くしのマシンが完走することはほとんどない。しかし、こと完走に関してチームの中では一切疑問視されていない雰囲気が漂っていた。

 「車両を作る時間が足りなかったので、レースに出るための最低限の装備しかしていません」と語るのはドライバーで車両製作も行っている野上達也選手。つまり壊れるところまで作りこんではいないということなのだろうか。

スポンサーステッカーをピットウォーク中にも貼り付ける野上達也選手。新機構のマシン開発はそれだけ時間が必要なのだドライバーは右から谷川達也選手、山田弘樹選手、野上敏彦監督、野上達也選手。そしてレースクイーンの汐美茉琴ちゃん

(次ページでは、「レーシングカーとは思えない燃費を叩き出すデミオ!」)

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