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「ビジネスマンの文房具」がさらに改良

改良を重ね、王道を行くビジネスモバイル「ThinkPad X250」

2015年03月10日 09時00分更新

文● 天野 透、編集●ASCII.jp

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ThinkPadの主力モデル、X250

「選んでもらえるビジネスツール」の進化

 仕事の相棒として、PCには何が求められるのか。ThinkPadは「ビジネスツール」としてのモバイルノートのあり方を、常に追い続けているブランドである。2月10日に発表された「ThinkPad X250」は、ThinkPadのアイデンティティーを最も色濃く映し出すモデルだ。レノボ・ジャパンが「CS13」(Clean Sheet 13の略)と呼ぶ、ゼロベースから設計された先代「ThinkPad X240」の後継機種で、基本設計を踏襲している。スペック的にはCPUを第5世代Core iプロセッサー(コードネーム:Broadwell - U)に進化させ、従来機よりも処理速度とバッテリーライフの改善を図っている。

主なスペック
製品名 ThinkPad X250
CPU 第5世代Intel Core プロセッサー
チップセット CPUに統合
メインメモリー / 最大容量 4GB(4GBx1)(PC3-12800 DDR3L SDRAM) または 8GB(8GBx1)(PC3-12800 DDR3L SDRAM) / 8GB
ディスプレー(最大解像度) 12.5インチ(1920×1080ドット)マルチタッチIPS または 12.5インチ(1,366×768ドット)光沢なし
GPU Intel HD グラフィックス 5500(CPU内蔵)
外部映像出力 最大 3840×2160ドット、1,677万色(Mini-Displayport接続時)/最大1920x1200ドット、1,677万色(VGA接続時)
ストレージ 約500GB HDD(7200rpm)
光学式ドライブ
LAN機能 インテル Dual Band Wireless-N 7265 (a/b/g/n) または インテル Wireless-N 7265 (b/g/n)
インターフェース USB 3.0 x 1、Powered USB 3.0 x 1、アナログ x1、Mini-Displayport x1、RJ-45 x1、マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャック、ドッキングコネクター
カードスロット SD/SDHC/SDXC/MMC
カメラ HD 720p カメラ
オーディオ機能 デジタルマイクロフォン/ステレオ・スピーカー、DOLBY ADVANCED AUDIO v2対応
本体サイズ 約305.5x208.8x21.5mm または 約305.5x208.5x19.9-20.3mm
重量(バッテリーパックを含む) 約 1.49kg または 約 1.45kg
バッテリー駆動時間(構成により異なる) 約11.2時間、約9.2時間、約7.8時間(JEITA 2.0)
OS Windows 8.1 Pro Update 64bit (日本語版)

「ユーザーが求めるものを」ビジネスユース狙い撃ち

 X240からの大きな変更点としては、トラックポイント用の左右・中央ボタンをトラックパッド一体型にした「5ボタンクリックパッド」を廃止したことだ。X250ではタッチパッド上部に3つの物理ボタンを復活し、ほかの新世代モデルとデザインを統一した。物理ボタンとトラックパッド面を合わせた大きさは、X240の5ボタンクリックパッドと同じとなる。

 X250は内蔵と外付けの、2系統のバッテリーを装備することができる(CTOで選択可能)。外付けバッテリーはホットスワップに対応していて、予備バッテリーを持っていれば、電源を落とすことなく交換することが可能である。新幹線の車内や街中のカフェなど、公共の場所で自由に使える電源コンセントも増えたが、やはり長時間のバッテリー駆動はモバイラーとしては非常に嬉しいポイントだ。

ホットスワップによるバッテリー交換を続けることで、コンセントにつなぐことなく永久的に動かし続けることも(理論上では)可能

 また、ビジネスユースへの配慮という点では、「ThinkPad X1 Carbon」にはないアナログRGB出力やイーサネット端子を搭載するという点も見逃せない。会議用にアナログRGB接続のプロジェクターを使用する企業はまだまだある。そういった場合でもきちんと使える、より幅広いユーザーを想定した設計になっている。

各種端子群は左右に別れて配置されている。アナログRGBといったレガシーポートもバッチリサポート

 購入に際してもパフォーマンス主義やコスト重視など、幅広いニーズに答えられるように、カスタマイズメニューを豊富に取り揃えている。CPUやメモリー、ストレージなどを控えめにして予算を抑えることもできるし、予備バッテリーだけを足してスタミナ性能に磨きをかけることも可能だ。

 広い作業環境が必要ならばディスプレーの解像度をフルHD(1920×1080ドット)にすることもでき、タッチパネルに対応させてWindows 8.1の機能を使いこなすこともできる。また納期の短縮のため、米沢工場で組み立てた国内生産モデルを用意している。信頼性とサポート体制を考えても嬉しい点だ。

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