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UQの高速WiMAX 2+ルーター「W01」を酷使した結果

2015年03月01日 12時00分更新

文● スピーディー末岡/ASCII.jp

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何万にも集まるイベント会場で速度テスト!

 まずは過酷な例から。幕張メッセでのワンダーフェスティバル開催当日の例から。UQコミュニケーションズのエリアマップで見ると、幕張メッセはしっかりとWiMAX2+エリア内。会場でも電波を掴んではいた。だが、人が急激に増えると……結果は以下のとおり。

ここではスマホ(isai)と接続して計測した

朝のテスト。すでに長い行列ができるほどお客さんが来ていたためか、かなり苦しい戦いに

イベント終了後、撤収の時間だとこんな感じ。でも十分通信ができたのも事実だ

 朝の混雑時と夕方ではかなりの差があるが、さすがにWiMAX 2+のポテンシャルをフルに発揮しているとは言いがたい結果になった。もっとも混雑時は他のキャリアも相当に苦しかった(Twitterで画像付きツイートができないなど)ため、健闘したほうと言えるだろう。

ホテルやビルでもスピードテスト

 その前日に宿泊したホテルでも速度をチェックした。順番が前後するが、ホテルでの結果を紹介しよう。ちなみに、海浜幕張から2駅ほど離れた稲毛海岸駅のホテルで、もちろんWiMAX 2+のエリア内だ。

ホテルではノートPCで計測。イベント関係者が多く宿泊していたものの、良い感じのスコアが出た。上りがちょっと苦しいが、ASCII.jpの記事作成などの仕事は支障なくできた

 さて、幕張メッセのイベントのあとは押上のスカイツリー(の横のオフィスビル)に移動して、朝までニコ生があったので、その現場でも速度を測ってみた。17階なのでかなりの高層フロアだが、はたして?

まずはノートPCでテスト。ちょっと微妙な数値になった

スマホではこの数値。下りはまずまずだが、上りが少々厳しい

 下り最大220Mbpsのサービスはまだ利用できなかったが、WiMAX 2+のエリア自体はすでにWiMAXとほぼ同等なので、基本的には満足できる1台だ。個人的にはサーキットで使えることが一番重要で、以前はWiMAXでは繋がらないケースが多かったが、現在はかなり整備されつつあるのと、たとえエリア外でも4G LTEで使えるという点で魅力的に感じた。

  W01 WX01 HWD15(参考) NAD11(参考)
メーカー ファーウェイ・ジャパン NECプラットフォームズ ファーウェイ・ジャパン NECプラットフォームズ
WiMAX 2+ 下り220Mbps
(CA対応)
下り220Mbps
(4×4MIMO)
下り110Mbps 下り110Mbps
WiMAX ×
au 4G LTE × ×
無線LAN(LAN側) 802.11ac 802.11ac 802.11n
(2.4GHzのみ)
802.11ac
サイズ 約120×59
×10mm
約109×66
×9mm※
約104×64
×14.9mm
約109×65
×8.2mm
重量 約113g 約97g※ 約140g 約81g
バッテリー容量 2300mAh 2500mAh
(交換可能)
3000mAh 2100mAh
(交換可能)
連続通信時間 約8時間(WiMAX 2+、CA非適用時)、約7時間20分(4G LTE) 約6.5時間(WiMAX 2+、4×4MIMO)、約8.5時間(2×2MIMO)、約11時間(WiMAX)※ 約10時間50分(WiMAX 2+)、約9時間40分(WiMAX)、約10時間(4G LTE) 約7時間(WiMAX 2+)、約10時間30分(WiMAX)
BTテザリング × × ×
カラバリ マリン、ホワイト ディープブルー、パールホワイト ホワイト、レッド レッド、ホワイト、ブラック
発売時期 発売中 3月上旬 発売中 発売中

※:暫定値


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