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シャープ新世代ケータイ、日フォン「AQUOS K SHF31」を知れ! 第2回

新世代ケータイ、日フォン「AQUOS K SHF31」徹底レビューだ!

2015年02月20日 11時00分更新

文● 村元正剛、編集●ハイサイ比嘉/ASCII.jp

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4G LTE、Android 4.4、クアッドコアCPU採用で、
最新スマホと並ぶ高いスペック

 日フォン「AQUOS K」には、OSとしてAndroid 4.4が搭載されている。とはいえ、スマホのようにGoogleアカウントが必要になるわけではなく、Playストアも利用できない。あくまでも日フォン「AQUOS K」ならではの操作性を維持しつつ、パフォーマンス面など必要な部分にAndroidが生かされているという印象だ。なおアプリは、au(KDDI)の「auスマートパス」と、一部シャープのサイト「SH SHOW」からダウンロードできる仕組みだ。

メニューの「サービス」からメーカーサイト「SH SHOW」にアクセスでき、日フォン「AQUOS K」対応きせかえアプリや素材をダウンロードできる

「auスマートパス」(月額372円)に加入している場合は、auが厳選したアプリや多彩なサポートサービスも利用可能

 チップセットには、クアルコム製のSnapdragon MSM8926を採用。1.2GHzのクアッドコアCPUで、一般的なケータイに比べ約4倍以上の処理能力を有する。ケータイでは初めて4G LTEに対応し、下り最大100Mbps(一部地域では下り最大150Mbps)でのモバイル通信が行えることも大きな利点だ。

 Wi-Fi(IEEE 802.11b/g/n)でのネット接続にも対応しているので、通信性能に関しては、最新スマホと同等と考えていい。従来のケータイよりも、はるかにキビキビと操作できることはもちろん、ネットもサクサクと見られて、「YouTube」など動画サイトも快適に視聴できた。

「YouTube」アプリは搭載されていないが、ブラウザで動画を視聴可能

Wi-Fi接続環境で試してみたところ、やや長めの動画でもスムーズに再生できた。再生操作にも「タッチクルーザーEX」を使える

 メモリーはRAMが約1GBで、ROM(ストレージ)は約8GB。最大32GBのmicroSD/microSDHCカードを装着できるので、写真や動画をたくさん撮る人や、音楽を楽しみたい人にも安心だ。

 大容量バッテリーを搭載し、長く使い続けられることも魅力だ。シャープの一般的なケータイの電池容量は1000mAh前後だが、日フォン「AQUOS K」は1410mAhで、約470時間(4G LTE)の連続待受時間を実現している。筆者が試用した評価機では、フルに充電しておけば3日は余裕で持つという印象を受けた

 連続待ち受け時間、連続通話時間は通信環境により異なります。
実際にご利用になる地域や使用状況などにより短くなります。

初期設定のままで使っても、一般的なスマホよりも電池が持つ印象。「省エネモード」も設定できる

省エネモードでは、ユーザーの使い方に合わせた詳細設定が可能だ

不要なデータ通信を制限して、バッテリーを長持ちさせたり、通信量をセーブすることもできる

「設定」のメニューを開いていくと、Androidスマホではおなじみの画面も出てくる

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