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シャープ新世代ケータイ、日フォン「AQUOS K SHF31」を知れ! 第2回

新世代ケータイ、日フォン「AQUOS K SHF31」徹底レビューだ!

2015年02月20日 11時00分更新

文● 村元正剛、編集●ハイサイ比嘉/ASCII.jp

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約3.4インチ液晶、幅約51mmの折りたたみ型、10キー
使い慣れたケータイのデザインを継承

 日フォン「AQUOS K」の形状デザインは、ケータイとして最も標準的な折りたたみ型だ。背面にはサブディスプレイが搭載されており、コンパクトな状態で、時刻を確認したり、電話着信やメール受信をチェックしたりできる。本体を開くと、おなじみの10キーが現れる。横幅は約51mmなので、片手でスムーズに操作できるのも良い。店頭で、この機種を手にした人は、従来のシャープ製ケータイと同じ使いやすさを感じるだろう。

折りたたみ時のサイズは約幅51×高さ113×厚さ16.9(最厚部 約17.4)mmで、重量は約128g。サブディスプレイで現在時刻などを確認できる

一般的なケータイと同じように10キーを搭載。幅約51mmとスマホよりも細いので、片手でほとんどの操作を行える

 10キーは個々のキーの下部が少し盛り上がった形状になっているので、軽く押すだけで確かな押下感が得られる印象。後で詳しく述べるが、このキー部分全体に静電式センサー(「タッチクルーザーEX」)が搭載されていて、利用シーンによっては、タップしたり、なぞったりという、ノートPCのタッチパッドのような操作も可能だ。

一見フラットに見えるが、個々のキーの下部が少し盛り上がっているので、押しやすい。「クリートラインキー」という名前が付けられている

 ディスプレイは、画面解像度QHD(540×960ドット)の約3.4インチ液晶で、画素密度は約328ppi。ケータイの中では大画面と呼ぶべきサイズで、精細さはトップクラスだ。画素密度の約328ppiという数値は、最新スマホと比べても非常に高い数値で、文字の読みやすさに驚く方は多いだろう。コントラストも高いので、ウェブやメールなどを閲覧する際も、文字がくっきりと表示される。

ディスプレイは約3.4インチサイズ。高解像度なので、写真や動画を美しく表示できる

 しかも、美しい発色と明るく自然な色合いで表示する「PureLED」(ピュアレッド)という技術が搭載されており、写真や動画を鮮明な画質で楽しめる。

 シャープ製ケータイでおなじみの「ベールビュー」機能も搭載されている。専用キーを長押しするだけで、画面にフィルター画像が重ねて表示され、上下左右からは画面は見えにくくなり、覗き見を防止できる便利な機能だ。例えば、電車内で座って日フォン「AQUOS K」を使っている場合、自分の左右や正面側に立っている人から画面の内容が判別しにくくなる。

覗き見を防止できる「ベールビュー」は、通勤電車の中でウェブやメールをチェックしたいときに役立つ

 充電は、底面側にあるmicroUSB端子にUSBケーブル(別売)を接続して行う。電源コンセントに加えて、PCやモバイルバッテリーに接続して充電することもできるので、従来のケータイから機種変更した場合、便利に感じる方は多いのではないかと思う。このmicroUSB端子はキャップレスで、しっかり防水(IPX5/IPX7)にも対応しており、水回りでも安心して使えるのもうれしい。急な雨で多少濡れたりしても、故障を心配する必要がないわけだ。

底面側にはキャプレス防水のmicroUSB端子を採用。USBケーブル(別売)で充電可能だ

ヒンジ部にはストラップホルダーも備えている

右側面に音量調節キーと、シャッターとマナーモード設定に使えるボタンを搭載

 細かい点で筆者が気に入ったのが、スマートフォンでよく使われるスクリーンショットが簡単に撮れる機能。電源ボタンと10キーの左下にあるキーを同時に押すだけで、表示中の画面を簡単に撮影・保存できるのだ。保存した画像はメールに添付できるので、例えば、ビジネスでは仕事での打ち合わせ場所や訪問先などの地図、プライベートでは友人や知人との情報共有など、さまざまなシーンで重宝しそうだ。

 なお、カラーバリエーションはレッド、ホワイト、ブラックの3色で、それぞれ背面パネルのデザインやキーのフォントを変えるなど、細部に異なるデザインが施されており、ディテールまでチェックして好みの色を選ぶことができる。「au +1 collection」で「着せ替えセット」も販売されるので、より好みのテイストに近づけたい場合や、デザインに飽きたときにも安心だ。

背面カバーは取り外せ、電池パックの交換も行える

電池パックを外すと、nanoSIMカード(au Nano ICカード)とmicroSDカード(最大32GB)のスロットが現れる

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