1248mm相当の望遠撮影ができる!
リコー「PENTAX XG-1」
「XG-1」は2014年08月にリコーから発売されたモデルで、最安ベースなら2万2000円前後で購入できる。
レンズは光学52倍、35mm判換算で約24~1248mm相当。撮像素子は1/2.3型の裏面照射型CMOSセンサー(約1600万画素)を搭載し、手ブレ補正はセンサーシフト方式を採用している。
通常モードの最短撮影距離は、広角側がレンズ前約60cm、望遠側が約3mだが、マクロモードでは広角側でレンズ前1cmまで寄ることが可能だ。
魚眼や反射といったデジタルフィルター機能やHDRモード撮影機能は十分に備わっており、顔検出ではペット(動物)の顔も認識可能だ。
PENTAX XG-1の画質をチェック!
広角側の撮影サンプル
シャープネスが高く解像感も高い。絞り開放から十分シャープで、F4.0では一番解像感が高くなる。それ以上絞るとシャープネスは低下していく。
望遠側の撮影サンプル
望遠側では開放時はシャープネスが少し甘く、絞っていくほどシャープで解像感が高くなる。最小絞りといってもF7.3で、望遠側としては暗いほうではないので、できれば目一杯絞って使いたい。
感度別撮影サンプル
ノイズはISO 200でもう出はじめているが、目立つのはISO 800を越えてから。ISO 3200になるとノイズが多くなるが、ディテールは頑張っている。
手ブレ補正は結果としては効果的に効くのだが、望遠になればなるほど挙動が大きくなる傾向が見られる。慣れないうちはフレーミングの微妙な調整が難しいかもしれない。
次ページへ続く、「富士フイルム FinePix S9400W」
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