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「LaVie Hybrid ZERO」 - 世界最軽779gと926gの13型ノート

2015年01月20日 10時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 NECパーソナルコンピュータは、2015年春モデルとして13.3型ノート「LaVie Hybrid ZERO」シリーズを発表した。「LaVie Hybrid ZERO」は、従来の「LaVie Z」を含むシリーズ。ラインナップは、13.3型2in1ノートとして世界最軽量(約926g)の「HZ750」「HZ650」、クラムシェル型13.3型ノートとして世界最軽量(約779g)の「HZ550」。全機種に第5世代Core(Broadwell)、IGZO液晶、最大転送速度312MB/秒のUHS-II対応SDXCを採用するなど、非常に高いスペックを誇っている。店頭想定価格は、HZ750が20万4800円前後、HZ650が18万4800円前後、HZ550が16万9800円前後。発売はそれぞれ2月上旬予定。

「HZ750/AAB」「HZ650/AAB」(ストームブラック)

「HZ650/AAS」(ムーンシルバー)

「HZ550/AAB」

 HZ750およびHZ650は、クラムシェル型ノートPC同様の使いやすさを実現するべく、360度回転ヒンジを採用。この機構の場合、ディスプレー部分をスライドさせるフリップ型で用いられているバックフレーム、またディスプレー部分を横回転させるタイプのような大型筐体などが不要なため、軽量化にも役立っているという。

 さらに、軽量化のために筐体各部に最適な素材および工法を選定。天板(トップカバー)は軽量Mg(マグネシウム)合金の鋳造(ダイカスト)、ボトムケースは超軽量Mg-Li(マグネシウム-リチウム)のプレス加工、液晶バックカバーは超軽量Mg-Liの鍛造(たんぞう、forging/フォージング)を用いて成型されている。鋳造(ダイカスト)は、金属を溶かして(型に流し込み)形状を作成するもので、鍛造(たんぞう)は金属の塊を(金型などで)圧力を加えて変形させて形状を作成するもの。

 また、タッチパネルと液晶を直接貼り合わせる技術「ダイレクトボンディング」、13型クラスのタッチパネルでは初採用の新方式「FFF(Film-Film-Film)構造」も軽量化に貢献している。このほか、従来以上に軽量なLCDを筐体に組み込んだ「筐体一体型液晶設計」、70本のねじを使用しタイピング時にもたわまない強度を実現した「筐体一体型キーボード」も採用した。

NEC Direct
主なスペック
製品名 LaVie Hybrid ZERO
型名 HZ750/AAB HZ650/AA HZ550/AAB
価格(税別) オープンプライス(店頭想定価格20万4800円前後) オープンプライス(店頭想定価格18万4800円前後) オープンプライス(店頭想定価格16万9800円前後)
CPU 第5世代Intel Core i7-5500U(2.4GHz) 第5世代Intel Core i5-5200U(2.2GHz)
チップセット
メインメモリー(最大) 8GB LPDDR3(8GB) 4GB LPDDR3(4GB)
ディスプレー(最大解像度) 13.3型ワイド IPS液晶(2560×1440ドット、IGZO)、タッチパネル 13.3型ワイド IPS液晶(1920×1080ドット、IGZO)、タッチパネル 13.3型ワイド IPS液晶(2560×1440ドット、IGZO)
グラフィックス機能 Intel HD Graphics 5500(CPU内蔵)
ストレージ 約128GB SSD(SATA)
光学式ドライブ 専用DVDスーパーマルチドライブ(別売)
LAN機能 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Wi-Fi Direct、Intel WiDi
インターフェース HDMI端子、USB 3.0端子×2、Bluetooth 4.0
カードスロット SD/SDHC/SDXC(UHS-II対応)
カメラ HD解像度(720p)対応カメラ、有効画素数92万画素
センサー
テレビ機能
サウンド機能 ステレオスピーカー(1W+1W)
本体サイズ 幅319×奥行き217×高さ16.9mm 幅319×奥行き212×高さ16.9mm
重量 約926g 約779g
バッテリー駆動時間 約9時間(JEITA 2.0) 約11.6時間(JEITA 2.0) 約6.9時間(JEITA 2.0)
オフィスソフト Microsoft Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス
OS Windows 8.1 Update(64bit)

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