デザイン性の高さと使い勝手のよさを両立
本体の薄型化や小型化を進めると犠牲になりがちなのが使い勝手だ。しかし、「New XPS 13 Graphic Pro」の場合は、使い勝手を高めるさまざまな工夫がなされている。
たとえば、キーボード。本製品は、最近主流のキーとキーの間が離れたアイソレーションタイプを採用しているが、キーピッチに余裕があるためタイプミスが起きにくい。キーストロークは浅めだが、タイプしたときにちゃんと押した感じがあるため長文も気持ちよく入力できる。
このキーボードはLEDバックライトが内蔵されており、暗い場所ではキートップの文字が白く光るようになっている。プレゼン会場や会議、飛行機などでは照明を落とした状態で文章を入力することもよくあるが、そうした場合でもどのキーを押しているかが分かるのはありがたい。
タッチパッドはパッドとボタンが一体化されたボタンレス構造になっており、左側を押し込めば左クリック、右側を押せば右クリックになる。ボタンがない分、パッドの面積が広く、ピンチやフリックなどのジェスチャーなども快適に行える。
そのタッチパッドの手前にあるラッチ部分にはLEDが内蔵されており、スリープ時などに白く光る仕組みになっている。ほかにも、電源コネクタ部分にLEDが内蔵されていたり、本体左側面にあるボタンを押すとバッテリー残量をLEDで示してくれるなど、随所に使い勝手を高める工夫が凝らされているがうれしい。
今回は試作機ということもあってパフォーマンス面などの検証はできなかったが、動作は非常にキビキビしており使っていて快適だった。質感の高いボディや、ディテールのこだわり、新CPU採用によるバッテリー駆動時間の長さなど、製品としての完成度は非常に高くなっている。パワフルで高品質なノートを探しているモバイルユーザーに、ぜひおすすめしたい製品だ。
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