このページの本文へ

13インチ液晶搭載でも11インチサイズの筐体を実現

高性能かつ駆動時間も十分! New XPS 13のバッテリー性能を検証

2016年05月09日 11時00分更新

文● 松野/ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

第6世代Coreプロセッサー搭載の「New XPS 13」。現行モデルからゴールドカラーが追加されている

 5.2mmの超狭額ベゼルを採用し、一般的な11インチノート並みの筐体(およそ幅304×奥行き200×高さ9-15mm)に13.3インチ液晶ディスプレーを搭載したデルのモバイルノート『New XPS 13』。10月20日には第6世代Coreプロセッサー(コードネーム:Skylake)を搭載し、OSをWindowsに刷新した最新モデルが販売開始となり、さらなる話題を呼んでいる。

 今回は、「New XPS 13 プラチナ・QHD+タッチパネル・ゴールド」のバッテリー性能を検証する。

New XPS 13 プラチナ・QHD+タッチパネル・ゴールドの主なスペック
CPUCore i7-6500U(2.5GHz、最大3.1GHz)
OSWindows 10 Home
メモリー8GB(LPDDR3、1866MHz)
ディスプレイ13.3インチ QHD+(3200×1800ドット) 276ppi、ゴリラガラス、タッチ対応
グラフィックスインテル HD グラフィックス 520
ストレージ256GB SSD(PCIe接続)
光学ドライブなし
インターフェースUSB 3.0×2、SDカードリーダー、Thunderbolt 3/USB 3.1 Type-C×1
カラーシルバー
本体寸法幅304×奥行き200×高さ9-15mm
重量1.29kg
販売価格18万4980円(税抜き、送料込)

高性能と長時間駆動を両立!

 モバイルノートPCを評価する際、重要な要素として挙げられるのがバッテリー性能。長時間駆動する製品なら、外出や会議などの際に電源アダプターやノートPC用モバイルバッテリーをあわせて持ち歩く必要もないなど、PCの利便性や使い勝手を大きく左右する部分と言っていいだろう。近年はリチウムイオン電池の進歩はもちろん、CPUの省電力化など、PC全体の消費電力が徐々に低減されていく傾向にあり、相対的にノートPC全体の駆動時間は上がってきた。とは言え、一日中持ち歩けるノートPCはまだまだハイエンドな製品が中心だ。

 「一日中持ち歩ける」の定義は難しいが、長時間駆動の製品が欲しい場合、だいたい6時間~8時間以上の駆動時間を確保した製品を選ぶのが無難と言えるだろう。それを踏まえ、New XPS 13 プラチナ・QHD+タッチパネル・ゴールドのバッテリー駆動時間をベンチマークソフト『BBench』で計測した。

 BBenchの設定は「60秒間隔でのWeb巡回」と「10秒間隔でのキーストローク」とし、New XPS 13側の設定は電源プランが“バランス”、液晶輝度は50%としている。

テキストファイルに結果が表示されている。26920秒=約7.5時間が経過した時点でスリープ状態に移行したことが分かる

 結果を見てみると、26920秒=約7.5時間経過した時点で電源が残り5%となり、スリープ状態に移行している。これだけの駆動時間が確保できれば、ビジネスで数時間電源の取れない場所にいても問題ないはずだ。New XPS 13 プラチナ・QHD+タッチパネル・ゴールドは、高性能かつ駆動時間の長いノートPCを求めている人には非常によい選択肢と言えるだろう。

■関連サイト

ASCII.jpおすすめパック
製品ラインナップ
インテルバナー