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オンプレミスERPのクラウド移行プログラムも提供、クラウド売上25%が目標

インフォアが主要ERP製品をAWSクラウド上で提供開始

2014年12月26日 09時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 インフォアジャパンは12月25日、同社が提供する3つの主要ERP「Infor LN」「Infor M3」「Infor SyteLine」をAmazon Web Services(AWS)クラウド上で提供開始すると発表した。これに伴い、オンプレミスERPのクラウド移行プログラム「Infor UpgradeX」も提供を開始している。

「Infor LN」の画面イメージ

 今回AWS上で提供を開始するのは、グローバル製造業向けERP「 Infor CloudSuite LN」、消費財/設備機器業界向けERP「Infor CloudSuite M3」、組立製造業向けERP「Infor CloudSuite SyteLine」の3つ。いずれも最新のInfor 10xバージョンに対応している。

 いずれも月額制のサブスクリプションモデルで提供され、各ERPの参考価格は1ユーザーあたり約1万3000円から(税抜)。クラウド上の管理やサポート、トレーニング、アップグレードなどは、インフォアジャパンが顧客企業に代わって行う。

 また、Infor LN(旧製品名:Baan)、Infor M3(旧製品名:Movex)、Infor SyteLineの各オンプレミスERPから、AWS版への移行を行うInfor UpgradeXも提供を開始した。

 今回提供を開始したクラウド版ERPやInfor UpgradeX、すでに提供しているSaaS型ERP「ソリューションスイート」のすべてを含め、インフォアジャパンでは2015~2016年度に全売上におけるクラウド関連売上を25%にすることを目標としている。また、UpgradeXによるクラウド移行の目標社数は「1年後までに20社」と述べている。

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