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長時間駆動に加え、QHD+の高解像度

美しい極薄Core Mノート「YOGA 3 Pro」の機能に浸る

2014年12月04日 09時00分更新

文● 山口優

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レノボ・ジャパンの「YOGA 3 Pro」

 レノボ・ジャパンからUltrabookの新製品「YOGA 3 Pro」が発売された。厚さ12.8mmというYOGAシリーズ最薄のボディーに加え、最新のCore Mプロセッサーや3200×1800ドットの超高精細ディスプレー、360度回転可能な6軸ヒンジ構造など、ユニークな特徴を数多く備えている。

 カラバリは3種類あるが、今回はシリーズとして初めて導入された、華やかかつ上品な色合いが魅力的なシャンパンゴールドモデルを試すことができたので、実際に使ってみた印象やマシンのパフォーマンスなどを紹介していこう。

ディスプレーが360度回転する2in1タイプ

 YOGA 3 Proは、シーンに合わせて本体を変形して使用できる2in1タイプのノートPCだ。ディスプレーがヒンジを軸に360°回転する機構を採用しており、ノートPCスタイルでもタブレットスタイルでも使用できる。

 外見上の最大の特徴は、合計6つある金属製のヒンジにある。レノボでは「ウォッチバンドヒンジ」と呼んでいるが、その名の通り腕時計の金属製バンドを思わせる独特の見た目になっている。

腕時計のバンドを思わせる金属製の6軸ヒンジを採用する

 このヒンジのおかげで、本機はディスプレー部の開閉が非常にスムーズで、0度~360度まで好きな角度でディスプレーを固定できる。ノートPCスタイルやタブレットスタイルだけでなく、スタンドやテント型に変形して使うことも可能だ。

ノートブックスタイルにしたところ

スタンドスタイルにしたところ

ディスプレーを180度開いてフラットにすることもできる

テントスタイルにしたところ

 実際に様々な角度で使用してみたが、ある程度指先に力を入れてタッチ操作しても、ディスプレーが後ろに倒れないのは好印象。スタンド型やテント型でも安定して使用できる。また、本体が12.8mmと薄く、質量も1.19kgと軽いため、タブレットスタイルにしたときでも腕にあまり負担をかけずに使用できるのがいい。もちろん、長時間手に持って使っていると腕が疲れてくるが、30分程度の動画を観るくらいならそれほどストレスは感じなかった。

 天板やボトムケースはプラスチック製だが、金属っぽい質感の塗装が施されており、チープさはまったく感じない。キーボード周囲のスペースもドット状の凹凸がつけられていて、さりげなく上質な雰囲気を漂わせている。

ボトムケースは余分な凹凸がなく、すっきりとした佇まい

 インターフェースは本体左側面に、USB 3.0端子およびUSB 2.0端子、microHDMI端子、4 in 1メディアカード・リーダーが搭載している。このうち、USB 2.0端子は電源コネクターと兼用になっており、ACアダプタを接続すると電源が供給され、USB機器を接続するとUSBポートとして機能する仕組みになっているのがおもしろい。また、本体右側面にはPowerd USB 3.0端子、ヘッドフォン/マイク端子などを搭載している。

本体左側面には、USB 3.0端子およびUSB 2.0端子、マイクロHDMI端子、4 in 1メディアカード・リーダーが搭載されている

電源コネクタはUSB 2.0ポートと兼用になっており、ACアダプタの接続や、USB機器の接続もできる

本体右側面には、Powerd USB 3.0端子、ヘッドフォン/マイク端子のほか、電源ボタンなどが搭載されている

(次ページ「あざやかな発色の超高精細液晶ディスプレー」へ続く)

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