操作性をぐっと高めた
東芝「DBR-T560」&「DBR-Z520」
東芝のBDレコーダーは、3チューナー搭載機の「DBR-T560」(11月中旬発売予定、予想実売価格10万円前後)と、2チューナー搭載機の「DBR-Z520」(実売価格7万円前後)を取り上げる。
前者は「レグザサーバー」、後者は「レグザブルーレイ」と呼ばれている製品で、DBR-T560は前回も紹介した通り、3チューナー機ながらも常時録画が可能になっている点が大きな特徴。
薄型テレビ「レグザ」や、従来のレグザサーバーと連携することで同時に2台までの「タイムシフト番組表」を同時に表示でき、2台分の全チャンネル録画を1台でまとめて操作できる。
これに対して、DBR-Z520は一般的なBDレコーダーとなっており、全チャンネル録画などの機能は備えていない。
DBR-T560とDBR-Z520は、常時録画機能の有無とチューナー数が大きな違いで、外観は配色が若干異なる以外ほぼ同じ。
しかし、DBR-Z520は常時録画機能を搭載しないため、付属するリモコンは従来の一般的なBDレコに付属するタイプのものとなっている。
DBR-T560とDBR-Z520に共通する新機能としては、SeeQVaultに対応していること。SeeQVault対応のHDDを増設することで、番組をまとめてバックアップできる。
また、ソフトウェアの改良などにより操作レスポンスが向上。メニュー画面や番組表の表示速度が向上し、サクサクと操作ができるようになっている。
無線LAN非対応や機能を考えるとやや物足りない面もあるが、DBR-T560の常時録画対応は大きな魅力と言えるだろう。
そして、スタンダードなDBR-Z520は機能がシンプルな分だけ価格的には安価に設定されている。通常の録画予約や再生などの機能は共通なので、全チャンネル録画を使うかどうかで選ぶといいだろう。
東芝「DBR-T560」 | 東芝「DBR-Z520」 | |
---|---|---|
内蔵HDD | 2TB | 1TB |
チューナー | 3 | 2 |
USB HDD増設 | ○ | ○ |
無線LAN | × | × |
自動録画 | おまかせ自動録画 | おまかせ自動録画 |
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