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年末年始の特番・アニメを録り逃さないBDレコの最強活用テク 第2回

3~2チューナーBDレコで「録り逃しゼロ」に近づくための鉄則!

2014年11月05日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

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操作性をぐっと高めた
東芝「DBR-T560」&「DBR-Z520」

東芝「DBR-T560」。両サイドが湾曲したラウンドフォルムは従来通り。前面パネルはメタリック仕上げとなり、雰囲気を一新している

東芝「DBR-T560」。両サイドが湾曲したラウンドフォルムは従来通り。前面パネルはメタリック仕上げとなり、雰囲気を一新している

こちらは「DBR-Z520」。デザインはほとんど一緒だが、前面パネルがブラックだ

こちらは「DBR-Z520」。デザインはほとんど一緒だが、前面パネルがブラックだ

 東芝のBDレコーダーは、3チューナー搭載機の「DBR-T560」(11月中旬発売予定、予想実売価格10万円前後)と、2チューナー搭載機の「DBR-Z520」(実売価格7万円前後)を取り上げる。

 前者は「レグザサーバー」、後者は「レグザブルーレイ」と呼ばれている製品で、DBR-T560は前回も紹介した通り、3チューナー機ながらも常時録画が可能になっている点が大きな特徴。

DBR-T560の前面パネルを開けたところ。中央にUSB端子、mini B-CASカードスロット、SDメモリースロットがある。ディスプレーはなく、動作状態は上部にあるインジケーターで表示する

DBR-T560の前面パネルを開けたところ。中央にUSB端子、mini B-CASカードスロット、SDメモリースロットがある。ディスプレーはなく、動作状態は上部にあるインジケーターで表示する

背面には光デジタル出力にHDMI出力、無線LANアダプター接続用のUSB端子などがある

背面には光デジタル出力にHDMI出力、アナログ入力、USB HDD用と無線LANアダプター接続用のUSB端子がある

 薄型テレビ「レグザ」や、従来のレグザサーバーと連携することで同時に2台までの「タイムシフト番組表」を同時に表示でき、2台分の全チャンネル録画を1台でまとめて操作できる。

DBR-Z520の前面パネルを開けたところ

DBR-Z520の前面パネルを開けたところ。SDメモリーカードスロットがない

背面。DBR-T560と比較して光デジタル出力とアナログ入力がない

背面。DBR-T560と比較して光デジタル出力とアナログ入力がない

 これに対して、DBR-Z520は一般的なBDレコーダーとなっており、全チャンネル録画などの機能は備えていない。

 DBR-T560とDBR-Z520は、常時録画機能の有無とチューナー数が大きな違いで、外観は配色が若干異なる以外ほぼ同じ。

 しかし、DBR-Z520は常時録画機能を搭載しないため、付属するリモコンは従来の一般的なBDレコに付属するタイプのものとなっている。

 DBR-T560とDBR-Z520に共通する新機能としては、SeeQVaultに対応していること。SeeQVault対応のHDDを増設することで、番組をまとめてバックアップできる。

 また、ソフトウェアの改良などにより操作レスポンスが向上。メニュー画面や番組表の表示速度が向上し、サクサクと操作ができるようになっている。

 無線LAN非対応や機能を考えるとやや物足りない面もあるが、DBR-T560の常時録画対応は大きな魅力と言えるだろう。

 そして、スタンダードなDBR-Z520は機能がシンプルな分だけ価格的には安価に設定されている。通常の録画予約や再生などの機能は共通なので、全チャンネル録画を使うかどうかで選ぶといいだろう。

東芝「DBR-T560」 東芝「DBR-Z520」
内蔵HDD 2TB 1TB
チューナー 3 2
USB HDD増設
無線LAN × ×
自動録画 おまかせ自動録画 おまかせ自動録画
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次回はさらに踏み込んだBDレコ活用術!

 次回はさらに一歩踏み込んだ超コアなBDレコの使いこなしに挑戦する。スマホを使ったリモート視聴はもちろんのこと、究極の録り逃し防止と言える全チャンネル録画の二重化、録画した後の番組の保全に欠かせないバックアップ体制など、テレビ録画をこよなく愛する人のためのテクニックを紹介する。

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