意外とコントローラーでの操作がしやすい!
Windows 8.1に近いデザインのインターフェース
コントローラのXboxボタンを押すと本体が起動する。画面インターフェースはWindows 8.1のタイルデザインに近いが、システムはWindows 8.1と直接的な互換性はない。とはいえ、コア技術は共通となっているようで、操作性の点でも近い物を採用したのだろう。
ちなみに、筆者個人の印象としては、PCではタッチパネルでないとこのインターフェースはあまり使いやすいとは感じなかったが、コントローラーでの操作では比較的直感的に使うことができた。
Xbox OneとPS4のAV機能を比較!
さっそくいろいろと機能を試したいところだが、Xbox Oneではゲーム以外の機能のほとんどはアプリで追加する形式になっている。
アプリは多くの機能を無料で追加できるが、そのためにはインターネット接続とMicrosoftアカウントの登録が必要になる。まずはホーム画面からストアに移動し、主要なアプリをインストールしていった。
主要なAV機能が一通り使えるようになったところで、整理のため、PS4とAV機能の有無を比較してみよう。
機能 | Xbox One | PS4 |
---|---|---|
BD/DVD再生 | ○ | ○ |
音楽CD再生 | ○ | × |
ゲーム動画録画 | ○(Uploadアプリ) | ○(Share機能) |
Skype | ○ | ×(ボイスチャット機能は有) |
HDMI入力 | ○ | × |
テレビ視聴/録画 | デジタルレコーダーなどをHDMI接続 | nasne連携 |
音楽配信サービス | ○ | ○ |
動画配信サービス | ○ | ○ |
カラオケサービス | ○ | ○ |
ウェブブラウザー | ○ | ○ |
BD/DVD再生をはじめとして、ネットワークを活用したさまざまなAVコンテンツを楽しめるのはどちらも共通だが、一番の違いはXbox OneがHDMI入力を備えることと、音楽CDの再生にも対応していることだ。このほか、Xbox OneはSkypeに対応している点なども強みだ。
どちらもこうした機能は今後も増えていくものと思われるが、現時点ではXbox Oneの方がAV機能は優れていると言える。
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