LEDライトガイドを使って
被写体に1cmまで寄れる「TG-3 Tough」
今回衝動買いしたのは、TG-3本体と超マクロを支援する「LED Light guide」(LEDライトガイド)の2つだ。まず本体のパッケージを開くと、TG-3本体と、取説、保証書、セットアップCD、リチウムイオン電池、USB-ACアダプターが出てくる。
詳細なスペックなどはメーカーのウェブサイトを参照して頂くとして、有効1600万画素CMOSセンサー、F2.0~4.9の光学4倍ズームというスペックで約4万円と言う価格は、昨今の国産コンパクトデジタルカメラとしては割高だ。
そして、オリンパス自慢のタフ性能の効能は筆者には判断できない。しかし、顕微鏡モードがツボにハマった筆者は割高どころか“割安”に感じてしまった。
顕微鏡モードをより確実な撮影結果とするためのオプションがLEDライトガイドだ。ユニークなかたつむりのような形状をしているが、一般的なマクロ撮影用のリングフラッシュの兄弟だ。
TG-3の標準レンズリングを回転して外し、代わりにLEDライトガイドを取り付ける。TG-3のメニューにはフラッシュ設定と並列して“LED点灯メニュー”が用意されている。
TG-3は通常撮影でも被写体に10cmまで寄ることができるが、顕微鏡モードだとさらに接近して1cmまで迫れる。実際に、顕微鏡モードで万年筆やカメラ、屋外に出て植物などを撮影してみたが極めて鮮明な画像が撮影できる。
接写時の一般的な光量不足や、被写体がTG-3本体の影になる場合は、LEDライトガイドの出番だ。筆者の短い経験でも、多くの顕微鏡モード時の撮影ではLEDライトガイドの出番が多く、確実な結果を約束してくれる。LEDライトガイドはTG-3にはマストアイテムだ。
(次ページに続く、「L→Mマウントアダプターでの使用には若干注意が必要」)
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