2.1ch構成でサラウンドモードも搭載!
USB DACも内蔵するJVCケンウッド「AS-BT77」
筆者のチェックポイント
- ここが○:サブウーファー搭載の2.1ch構成。USB DAC内蔵でPCと有線接続可能
- ここが△:連続再生時間が短め。上部のLEDがまぶしいかも!?
JVCケンウッドが今月発売したばかりの“コンパクトな重低音”系Bluetoothスピーカー。実売価格は2万5000円前後。後発ということもあってか、ただ重低音というだけでなく、入念なサウンドエンジニアリングを感じさせる仕上がりだ。
先行するライバルとの最大の違いは、40mmフルレンジ2基と40×90mmサブウーファー1基の2.1ch構成を採用したこと。
サブウーファーは独立した専用アンプで駆動し、左右のスピーカーと分離させたセパレート構造により歪みを抑えている。さらにパッシブラジエーター1基とウェイトブロックを搭載することにより、低音域に歯切れのよさを生み出すことに成功している。
2つの音質モードを備えていることも特徴だ。上部のボタンを押すたびに、通常モード(音質モードオフ)と低域を強調した「重低音モード」、立体的な音場を感じさせる「サラウンドモード」を切り替えることができる。
好みの問題だが、リラックスしたいときには部屋全体に音が届くサラウンドモードがマッチする。
本機はUSB DACを内蔵し、PCとUSBケーブルでつなげばPCスピーカーとしても活用できるのも大きな特徴。本特集の趣旨からは外れるが、実のところUSBケーブルでの接続が音質的にはベスト。
普段は有線接続の据え置き利用で構わないが、時々ほかの部屋や庭先に持ち出したい! そんなニーズに応えられるのが本機の魅力のひとつといえるだろう。
AS-BT77の主なスペック | |
---|---|
エンクロージャー方式 | 密閉型(パッシブラジエータ×1) |
連続再生時間 | 4時間40分 |
最大出力 | 18W(4+4+10W) |
NFC対応 | ○ |
マルチペアリング | ―― |
マルチポイント | ―― |
対応コーデック | SBC |
本体サイズ | 幅203×奥行80×高さ59mm |
重量 | 860g |
次回は屋外使用に適したスピーカーなどを紹介!
次回は屋外での使用で重宝する防水仕様スピーカーを紹介する。
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