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Windows Phoneの本命となるか? 「HTC One (M8)」のWP版発表

2014年08月20日 22時15分更新

文● ASCII.jp編集部

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 HTCは8月19日、最新のWindows Phoneスマートフォン「HTC One (M8) for Windows」を発表した。すでにAndroid版が登場している同社のフラッグシップのWindows Phone版であり、当初はVerizon Wirelessが販売する。米国以外の市場については、現時点では発表していない。

 同日にHTCは日本で「HTC J butterfly」の発表会を行ない、トップのピーター・チョウも出席したのだが、HTC One (M8) for Windowsはニューヨークで開催したプレスイベントでの発表となった。なお、HTC One (M8)のWindows Phone版は少し前から登場が噂されており、憶測通りである。

 3月末にHTCが発表した最新のフラッグシップスマートフォンHTC One (M8)のフォームファクタやスペックはそのままで、Windows Phone 8.1を搭載する。

 ディスプレーはフルHD解像度で、Gorilla Glass 3を採用した5型液晶。プロセッサーは2.3GHzのSnapdragon 801を搭載する。HTCが差別化として注力しているカメラは、センサーを2つ備える「Duo Camera」を採用する。フロントのサブカメラは5メガで、撮影後にフォーカスを調整できる「UFocus」などの編集機能も備える。セルフィー(自分撮り)などポートレイトに強く、エフェクトや編集機能も多数利用できる。もう1つの差別化である音質側では、BoomSoundステレオスピーカーを内蔵している。

 メインメモリーは2GB、ストレージは32GBでmicroSDカードにより最大128GBに拡張できる。このあたりもAndroid版と同じ。だが、Windows Phoneであることから、米Microsoftのクラウドサービス「OneDrive」15GB分も無料でバンドルする。

 無線通信方式はW-CDMA/CDMA/LTEに対応。無線LAN(IEEE 802.11ac)、Bluetooth、NFCなどをサポートする。バッテリー容量は2600mAh。ボディは1枚のアルミニウム素材で成形するため継ぎ目がなく、質感や高級感を醸し出している。

 ソフトウェア側では、「BlinkFeed」などHTCの最新技術のほか、Windows Phone 8.1の特徴であるBingベースのパーソナルアシスタント機能「Cortana」、スタート画面上のタイルをドラッグ&ドロップでグループ化してアプリを整理する「Live Folder」、ツイートやメッセージの通知を知らせる「Action Center」などを利用できる。

 Windows Phone 8.1を搭載したスマートフォンはMicrosoft(旧Nokia)の「Lumia 930」「Lumia 630」などがあるが、米国ではこれらの新製品は発売されていない。Microsoft以外の大手であり固定ファンを多く持つHTCから登場することで、Windows Phone市場が変化するかが注目される。IDCが先に発表した2014年第2四半期のスマートフォンのOS別シェアでは、Windows Phoneは2.5%、84.7%のAndroid、11.7%のiOSに大きく水をあけられている。

 HTC One (M8) for Windowsは20日よりVerizonで販売を開始している。価格は2年契約を前提に99.99ドル。

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