このページの本文へ

ギガ・スピード+格安SIM=ギガ便利。 第3回

本田雅一さんがネットカイゼン診断! File02

子どもがタブレットを要求。果たしてどうするべきか?

2014年08月05日 13時00分更新

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

5人のネットユーザーが体験
「私たち、こうしてギガ便利になりました」

Bさん(44歳)

 妻と息子の3 人家族。しばらくスマホで満足していた子どもに「タブレットも欲しい!」とせがまれてしまい、思案中。なんでも、パソコン代わりに利用するには画面は大きいほうが使いやすいし、本棚が埋まり始めたのでコミックは電子書籍に一本化したいのだとか。まだ携帯ゲーム機で遊ぶ年代だとばかり思っていたので、驚きを隠せない。タブレットも安くはないし……。

本記事の相談内容・アドバイスはNTT 東日本が編集作成したものです。

Bさんのネット環境カルテ

 スマホで満足していたはずの中学生の息子から突然、「タブレットが欲しい」とせがまれてしまったBさん。あわてて話し合ったところ、友人達がタブレットを使って電子書籍やゲームを楽しんでいる様をさんざん眺めていたようで、すでに基本的な操作方法やメリット・デメリットも一応は理解している様子。

 妻にも相談したが、「最近、タブレットを使った授業のニュースを見た。今後のためにも使い方を知っておくべき」と返されてしまい、まだ早い!と反対するわけにもいかなくなってしまった。「友人と集まったときにも使うから、どこでもネットにつなげたい」というのが子どもの希望だが、タブレットを持たせる際の最適な料金プランについては見当もつかない。

 ご近所の奥さんとの連絡を取り合う程度のメールや電話、SNS利用だけの妻のスマホをガラケーに戻すことも考えたが、「私はスマホがいい」と断られてしまった。

 回線契約をもう1 つ増やせば、毎月の負担は確実に増える。タブレット本体も安くはない。さて、どうしたらいいものか……。

本田のCheck! 「毎月かかる、トータルの通信費を抑えることを優先しよう」

解決すべき課題

・タブレットの購入とその通信費によるコスト増
・妻の利用用途に合わせたスマホプランの見直し

 確かにタブレットの購入代金も一時的には負担ですが、家計の圧迫という意味では、毎月かかる通信費が最も重視すべき点です。

 幸い、お子さんは屋外で使うことをあまり考えていないようですし、奥さんはご近所づきあいの軽いメールや電話、ネット接続のみとのことですから、考える余地はあります!

Bさんのネット環境カイゼン案

 タブレットのためだけに毎月の通信費が1回線分増えるのは家計的にも重荷でしょう。

 そこでまず自宅にフレッツ光のギガタイプ(初期費用・月額利用料が必要)を引くことで、インターネット利用時の通信速度は最大433Mbpsで利用できます。つまりWi-Fiでコミックやゲームをタブレットにダウンロードして、外出先では貯めたコンテンツを楽しむといった使い方が可能になります。

 またタブレットの回線に、速度制限されずに利用できる通信量がひと月1GB程度の格安SIMを選択することで通信費を抑えることができます。そして限られた通信量の使いこなしをお子さんに自己管理させるのです。

 スマホについても、奥さんとお子さんの主な利用用途は簡単なメールや電話、ネット閲覧であるため、音声通話オプション付きの格安SIMがお勧めです。

※ご利用の端末がWi-Fi対応機器(IEEE 802.11ac対応)で、最大通信速度433Mbps以上の場合です。お客様の端末の仕様により通信速度が低下する場合があります。

ギガ便利報告
通信費が予想外に安上がり! 息子も初タブレットにご満悦です

 格安SIM を契約すれば、手頃な価格で回線を維持でき、必要がなくなれば短期でやめられますので思い切って息子にタブレットを渡しました。
 自宅ではWi-Fi接続でパケット通信量を節約できているため、子どもでも1GB程度で十分対応できている様子です。
 妻は近所の奥さん達に格安SIMとフレッツ光のギガタイプを自慢しているみたいです。


◎最大通信速度は、技術規格上の最大値であり、実使用速度を示すものではありません。インターネットご利用時の速度は、ご利用環境(端末機器の仕様等)や回線混雑状況などにより大幅に低下する場合があります。

<フレッツ 光ネクスト ギガファミリー/ギガマンション・スマートタイプについて>
◎ご利用には初期費用と月額利用料がかかります。詳しくは「フレッツ光のギガタイプの料金を紹介」をご確認ください。
◎「フレッツ 光ネクスト ギガマンション・スマートタイプ」は、光配線方式でご利用頂けます。
◎インターネットのご利用には、本サービスに対応したプロバイダとの契約が必要です(別途月額利用料がかかります)。サービスメニューごとに対応プロバイダは異なりますのでご注意ください。
◎有線でご利用いただく場合の推奨LAN 環境:LAN ポート1000BASE-T/LANケーブルカテゴリ5e以上。
◎ホームゲートウェイ、無線LAN カードを、本サービスをご契約の方にセットでレンタル提供いたします。
◎ホームゲートウェイは周波数帯が5GHz 帯におけるIEEE 802.11a/n/ac対応、無線LANカードは2.4GHz帯におけるIEEE 802.11b/g/n対応です。
<無線通信について>
◎無線LANをご利用される際には、第三者による情報の改ざん・なりすましなどを防止するために、セキュリティ機能(通信の暗号化など)の設定を行ってください。
◎無線LAN区間に電波を通しにくい遮へい物がある場合、同じ無線周波数帯を使用する機器が存在する場合など、ご利用環境によって通信ができない、または通信速度が大幅に低下することがあります。

この連載の記事

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中