「dynabook KIRA L93」で、7つのスタイルを自在に使い分ける! 第1回
きちんとそれぞれに使い道があった
7つのスタイルで楽しめる変幻自在なPC「dynabook KIRA L93」
2014年06月13日 11時00分更新
タッチで使うタブレットスタイルと、ペンを使うキャンバススタイル
当然のことながら「dynabook KIRA L93」にも、ディスプレー部のみを使うタブレットスタイルがある。キーボードを切り離し、キーボード側に残ったパーツを裏側に折りたためばタブレットというわけだ。ディスプレー部背面には当然段差ができる。この段差を残念ととるか、便利なものととるかはユーザー次第だろう。実際に使ってみると、持つための手がかりにもなり、段差はそれほど気にならなかった。
最後の1スタイルは、タブレットにする時折りたたむ部分を短い脚として使う置き方だ。ちょうど、スタンドスタイルをひっくり返して置くというイメージになる。これはキャンバススタイルと名付けられている。たしかに低い位置でゆるい角度がつけられた状態は、画板のような感覚だ。タッチ操作もしやすいが、付属のデジタイザーペンで細かな文字を書いたり、絵を描いたりしたい時にはこのスタイルが向いているだろう。
タブレットを使っていると、べったりと平らに置いた状態では意外と使いづらいことに気づく。スタンドで支えるか、手で軽く起こした状態で使う人が多いのではないだろうか。ヒンジ部で切り離さず、キーボード側の中途半端な部分で切り離す「dynabook KIRA L93」だからこそ可能なスタイルだが、タッチ対応でありデジタイザー搭載という特性に合った置き方だ。
7つもスタイルがあると「実際に使い物になるのは数個のみ」なんてこともありうる。しかし「dynabook KIRA L93」の場合はきちんとそれぞれに使い道があった。
次回からは具体的な使い勝手やインターフェース周り、付属アプリケーション等について紹介しよう。
製品の主なスペック | |
---|---|
製品名 | dynabook KIRA L93 |
CPU | Core i5-4210Y(1.50GHz) |
メモリー | 8GB(8GB×1) |
ディスプレー | タッチ対応13.3型WQHD(2560×1440ドット)LED液晶 |
グラフィックス | インテル HD グラフィックス 4200 |
ストレージ | 128GB SSD |
通信機能 | IEEE 802.11ac/a/b/g/n、Bluetooth 4.0 |
インターフェース | USB 3.0×2、HDMI出力端子(4K対応) |
光学式ドライブ | ― |
バッテリー駆動時間 | 約9時間/JEITA2.0、約10.5時間/JEITA1.0 |
本体サイズ/重量 | 約幅319.9×奥行227.0×高さ16.9mm/約1.75kg(キーボード非装着時:1.35kg) |
OS | Windows 8.1 Update(64ビット) |
Office | Office Home and Business 2013 |
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