留守番電話や転送サービスも無料で使える
普段何気なく使っている留守番電話サービスは、実は結構なコストがかかっていることをご存知だろうか? たとえばセンターに接続してメッセージを聞き終わるまで2分間かかったとすると、通話料として80円かかってしまう。同じようなメッセージが月に10件記録されてしまうと、再生にかかるコストは「800円」だ。通信事業者(キャリア)によっては留守電サービスが無料で提供されてるとはいえ、そのまま使うと通話料がかさんでしまう。
この点も、「IP-Phone SMART」なら留守番電話は無料で再生可能だ。メッセージの録音時間は60秒間と十分だが、最大10件までしか保存できない。無料であることを考えれば十分納得できるサービス内容だろう。
各社留守番電話サービスの違い | ||||
---|---|---|---|---|
― | IP-Phone SMART | D社 | A社 | S社 |
月額 料金 |
無料 | 300円 | 無料 | 無料 |
最長 録音時間 |
60秒 | 3分 | 3分 | 3分 |
最大 録音件数 |
10件 | 20件 | 20件 | 30件 |
保存 期間 |
7日間 | 3日間 | 2日間 | 3日間 |
再生時の 通話料 |
0円 | 20円/30秒 | 20円/30秒 | 20円/30秒 |
またメッセージを聞くには、公式サイトの「マイページ」(管理画面)にログインしてからWAV形式の音声ファイルをダウンロードしたあと、ほかのアプリで再生する必要がある。マイページの「留守番電話設定」で着信通知メールと一緒に録音データを添付するように設定を変更しておけば、ダウンロードの必要がなく便利だ。海外でも留守電を再生できる点もポイントだ。
音声ファイルを再生するというのは独特のシステムだが、重要な伝言をファイルに残して保存できるという意味では見逃せない。業務上電話でのやり取りの記録が必要という方もチェックしておくべきだろう。
また自分への着信をほかの番号へ転送するサービスも無料だ。たとえば050番号への着信に応答がなかった場合、以前から使っている別の番号に転送するといった使い方ができる。なお、転送先が無料通話先であれば転送料は発生しないが、国内の携帯電話/固定電話への転送料金は8円/30秒となる点に気を付けよう。この当たりも工夫して、上手に費用を節約するのだ。