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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第355回

ソニー「α6000」で撮る! 雨上がりの街角猫

2014年05月16日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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繁華街の裏に集う猫たち

 面白いのは飲食店の裏口。開け放たれたドアに猫よけの段ボールが置いてあり、猫たちは決して店内に入ろうとはしないのだ(前ページ冒頭写真)。

 近くまで行って、外でじっと待っている。

身体を伸ばして中を覗き込むものの、猫ならすぐ跳び越えられる高さの段ボールによる境界をしっかり守っていて感心(2014年3月 ソニー α6000)

身体を伸ばして中を覗き込むものの、猫ならすぐ跳び越えられる高さの段ボールによる境界をしっかり守っていて感心(2014年3月 ソニー α6000)

 中にはぬっと身体を伸ばして中を覗き込む猫もあるが、決して入ろうとはしないのだ。

 えらいもんである。

 繁華街裏路地で共存する人と猫の姿なのでありました。

 曇天ばかりでもアレなので、もうちょっと明るい昼間の写真を。

凛々しい黒猫。人通りがあまり多くない生活道路の隅で日向ぼっこをしておりました。胸元の毛がふさふさなので、親か祖父母か祖先だかに長毛種がいたのだろう(2014年3月 ソニー α6000)

凛々しい黒猫。人通りがあまり多くない生活道路の隅で日向ぼっこをしておりました。胸元の毛がふさふさなので、親か祖父母か祖先だかに長毛種がいたのだろう(2014年3月 ソニー α6000)

 ブラブラと散歩してたら、コンクリートの塀にぴったり寄り添ってる黒猫を発見。首輪をしてるのでこのあたりの家で飼われているのだろう。

 じーっと動かないでこっちを観ているので、さっとしゃがみ、塀ぎりぎりで撮ってみた。

 最後はスクーターでくつろいでた長毛猫。

スクーターの上で毛繕いしてた長毛猫。夏には暑そう(2014年3月 ソニー α6000)

スクーターの上で毛繕いしてた長毛猫。夏には暑そう(2014年3月 ソニー α6000)

 スクーターの足下って猫がくつろぐのにほどよいサイズで平らなので、ときどき乗っかって昼寝してる猫がいるのだ。

 このときもぬくぬくしながら舌をペロリ。

 という感じで、今回は街中で見かけた猫をα6000で撮ってみた。次回はいよいよα6000ならではの高速AFや高速連写を楽しんでみようかと思う。

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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


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