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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第344回

塀の上の猫たちを「Stylus 1」や「OM-D」で撮ってみた!

2014年02月28日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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極細の木材の上にも猫! 見上げて撮影してみる

 猫はどんな細いところにでも乗っかってくつろぐ。

 コンクリートの塀だけじゃないのである。

フェンスの上で気持ちよくくつろいでる長毛猫。冬源なのでよけい長くてふさふさしてる(2014年2月 オリンパス Stylus 1)

フェンスの上で気持ちよくくつろいでる長毛猫。冬源なのでよけい長くてふさふさしてる(2014年2月 オリンパス Stylus 1)

 たとえば鉄のフェンス。幅数センチしかないんだけど、しかもその上に鉄条網もあったりするのだけど、まったく気にしないのだ。

 ひょこっと飛び乗ってくるっと丸くなって寝ちゃうのである。特にこのときは冬だったから毛がフサフサであたたかそう。

毛並みのいいキジトラ。ちょこんとのっかって日差しを浴びながら周りを警戒中(2014年2月 オリンパス Stylus 1)

毛並みのいいキジトラ。ちょこんとのっかって日差しを浴びながら周りを警戒中(2014年2月 オリンパス Stylus 1)

 最後にもう1匹。

 横から見ると、なんてことない写真なのである。ちょっと高いところに飛び乗ってまわりを伺ってるキジトラの図。

実はこんな狭い木の上に乗っかっているのでありました。この場合、下から撮った方が面白い(2014年2月 オリンパス Stylus 1)

実はこんな狭い木の上に乗っかっているのでありました。この場合、下から撮った方が面白い(2014年2月 オリンパス Stylus 1)

 だがしかし、そっと近づいて見上げると、こんな細い角材の上にのっかっているのでありました。見上げると空が背景になって逆光で撮りづらいのだけど、そこはプラスの補正をしてカメラにがんばってもらうということで。

 にしても、こういう塀の上はだいたいにして人が入れない場所なので猫的には安心できるし、それを見る人的にも「さすが猫だなあ、猫らしい場所にいるなあ」と思えて、両者ともに平和なのだった。

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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


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