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従来比最大20%の性能向上、ラック型では最大12%の電力削減など

NEC、PCサーバーに「Xeon E5-2400 v2」搭載の7機種を追加

2014年01月17日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 NECは1月16日、PCサーバー「Express5800シリーズ」の新製品7機種を発表した。最大10コアの最新CPUであるインテルの「Xeon E5-2400 v2」ファミリーを採用し、従来比で最大20%の性能向上を実現している。

 今回発表されたのは、2Wayモジュラー型「Express5800/E120e-M」、2Wayラック型「同/R120e-1E」(1U)と「同/R120e-2E」(2U)、1Wayラック型「同/R110e-1M」、2Wayブレード型「同/B120e」、2Wayタワー型「同/T120e」、1Wayタワー型「同/T110e-M」の7製品。

Express5800/E120e-M(2Wayモジュラーサーバー)

Express5800/R110e-1M(1Wayラックサーバー)

 上記7製品では、それぞれCPUにXeon E5-2500 v2ファミリーを採用している(R110e-1M、T110e-MではPentium 1400 v2採用モデルもある)。

 2Uシャーシに4台のモジュラーを格納するE120e-Mでは、最新のRAIDコントローラーを採用してサーバー内のデータ転送速度を従来比最大1.7倍に向上。またPCIスロットのオプションボードとして、InfiniBand接続ボードや10GBASE-T接続ボードにも対応しており、ディスク/ネットワークの高速化に対応した。

 2WayラックサーバーのR120e-1E、R120e-2Eでは、最新CPUの採用に加えて、電力効率の最高基準である「80 PLUS Titanium」認定を受けた電源を採用したことにより、従来比で負荷時電力を最大12%、待機時電力を最大7%、それぞれ削減したとしている。

 製品価格(税別)は、E120e-Mが25万4000円から、R120e-1Eが32万7000円から、R120e-2Eが36万7000円から、R110e-1Mが29万9000円から、B120eが31万5000円から、T120eが22万円から、T110e-Mが24万6000円から。いずれも出荷開始は1月24日から。

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