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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第157回

iPhoneが探知機に! 無くし物の場所を見つけ出すワザ

2014年01月16日 16時55分更新

文● 柳谷智宣

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 出かける段階になって、家の鍵やスマホが見つからないと困ってしまう。そんな時に役立つのが、「Stick-N-Find」。iPhoneを使って、ステッカーの位置を検出できるのだ。今回はStick-N-FindとiPhoneを使ってなくし物の場所を探知するワザを紹介しよう。

iPhoneを探知機代わりに、発信器を見つけ出せる

iPhoneを探知機代わりに発信器を探すガジェット

 よくなくし物をする人にお勧めなのがStick-N-Findだ。Stick-N-Findは、金属探知機のようにiPhoneを持って移動すると、レーダーで隠れた対象を検知できるというSF風のデバイス。片付けたジャケットのポケットに入っていても、ソファーの下に転がっていても見つけられるスグレモノだ。「RESTIR.COM」にて6800円で購入できる。アメリカ発の製品だが、アプリのUIや付属のマニュアルが日本語なのは助かるところ。

 パッケージには2つの発信器が入っており、これらをiPhoneとペアリングすることで探知できるようになる。探知アプリの「Stick-N-Find」は無料でダウンロードできる。

「RESTIR.COM」から日本語マニュアル付きの「Stick-N-Find」を購入できる。価格は6800円

パッケージにはふたつの発信器が付属している

発信器のサイズは、直径が24mm、厚さは4mmとコイン大

 端末はiPhone 4S以降と、GALAXY S4などのBluetooth Low Energyが利用できるAndroid 4.1以上のスマホに対応している。iPhone 5sでも利用できるものの、iOS 7で利用する際は少々下準備が必要になる。あらかじめ、iOS 6のiPhoneやiPadなどで一度ペアリングし、(Stick-N-Find側の)ファームアップをする必要があるのだ。それ以降は、iOS 7で問題なく利用できる。

iOS 6端末で一度ペアリングしてファームアップをしておく必要がある。手順は後述するiOS 7の操作を参照

Bluetooth接続でペアリングする

 まずは、iPhoneのBluetooth接続をオンにして、StickNFindアプリを起動する。次に、発信器を5回軽くタップして起動させ、アプリの「新規ステッカーをペアリング」をタップする。デバイス名を付ければ、ペアリングされレーダーに表示されるようになる。この操作を繰り返すことで複数のStickNFindを登録できる。

 「レーダー」タブでは、iPhoneと発信器の距離をざっくりと検出できる。表示が電波強度になっている場合は、レーダーの設定を「ラジオフィート」にしよう。電波強度を元にだいたいの距離を示してくれる。電波の状態が悪かったり遮蔽物があると遠く表示されてしまうが、おおむね正確に検知してくれる。捜し物には十分役立つレベルだ。

「StickNFind」を5回タップして起動する

アプリの起動画面。「新規ステッカーをペアリング」をタップ

検出された発信器を選ぶ

発信器の名前を付ける

ペアリング開始

確認ダイアログが開いたら「Pair」をタップする

発信器が検出できた。レーダーの左側の数値は電波強度を表す

「設定」を開き、「Radar Units」をタップ。「ラジオフィート」に変更する

発信器までのだいたいの距離が表示される

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