4Kアップコンバート対応モデルを大幅に増強!!
パナソニック「DMR-BZT9600」
パナソニックのBDレコは、現行11モデルのうち5モデルが4K(24/30p)アップコンバート機能を搭載しており、4Kテレビへの対応を本格的に進めている。さらに最上位モデルの「DMR-BZT9600」(HDD容量3TB 実売価格 40万円前後)は、HDMI 2.0対応で4K/60pのアップコンバート機能を備えている。
ラインナップを紹介すると、3チューナー搭載機が前述のDMR-BZT9600と「DMR-BZT860」(HDD容量3TB 実売価格14万8000円前後)、「DMR-BZT760」(HDD容量2TB 実売価格10万8000円前後)の3機種。
2チューナー機は「DMR-BWT660」(HDD容量1TB 実売価格6万4000円前後)、「DMR-BWT560」(HDD容量500GB 実売価格6万3800円前後)、シングルチューナー機は「DMR-BRT260」(HDD容量 500GB 実売価格 5万4800円)となっている。このほか、6チャンネルの全録が可能な「DMR-BXT3000」など、今春発売の継続機種がいくつかある。
なお、上記のうち2チューナー以上を搭載するモデルが4Kアップコンバート対応機種となる。
画質面では、処理速度の向上を果たしたシステムLSI「新ユニフィエ」を採用。長時間録画のための「アドバンスドAVCエンコーダー」や色再現性を高める「リアルクロマプロセッサ」も改善が図られ、より高画質での録画・再生ができるようになっている。
また、画質面では「シネマ」や「アニメ」などの画質モードを自動的に切り替える「オート」モードを新設し、より使い勝手を向上している。
このほか、キーワードなどの登録で自動的に番組を録画する自動録画が改善。複数のキーワードや、除外ワードの登録が可能になり、録画対象となる番組を絞り込んで設定できるようになった。
画質・音質だけでなく、わかりやすい設定メニューなどにより、使い勝手の点でも優れるパナソニックは、言わば4K時代を見据えた王道的な進化を果たしたと言える。
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