もはや現代人には欠かせないアイテムのひとつになっているスマートフォン。普及率の高まりと、4コアCPUやフルHDディスプレーなどのスペック向上で、いわゆるデジタル&AV的な機能でスマホでできないことはないのではないのか、と思うほど高機能化している。
それはスマホと各種デジタル機器との連携、というより、スマホそのものが各種デジタル機器に取って換わる日が近いのでは、と思わせる勢いだ。
今回の特集では、そんなスマホのAV機能をじっくりと検証。スマホでのテレビ番組視聴やハイレゾ音源を含む音楽再生など、スマホの限界に挑戦していく。第一回目となる今回は、「映像」編だ。
各社の最新スマホを集めてそれぞれでテストを実行!
AV系のスマホ連携機能を見ていると、スマホでBDレコーダーの録画番組を宅内LAN経由で視聴したり、番組をコピーして持ち出したりと、それなりに充実した機能がある。
しかし、多くはAndoridまたはiOSのみといったOSでの制限や、AndroidでもBDレコとスマホが同じメーカー同士でないと使えないなど、結構制約が多い印象がある。
そのあたりの実際の状況について、今回はなるべく多くのモデルを使って検証してみた。いずれも最新の現行モデルだ。
今回登場するスマホたち
映像系中心の企画ということで搭載ディスプレーを軸に紹介していくと、フルHDパネル搭載モデルが、サムスン電子「GALAXY S4 SC-04E」(ドコモ)、HTC「HTC J One HTL22」(au)、シャープ「AQUOS PHONE ZETA SH-06E」(ドコモ)、パナソニック「ELUGA P P-03E」(ドコモ)、富士通「ARROWS NX F-06E」(ドコモ)の5モデル。
これに加えて、720×1280ドットのディスプレーを採用するソニーモバイル「Xperia A SO-04E」(ドコモ)と京セラ「DIGNO R 202K」(ソフトバンク)、640×1136ドットのディスプレーを搭載するアップルの「iPhone 5」(au)の3モデルを加えた全8モデルを集めた。
ポイントは、グローバルモデルである海外勢を交えていることと、国内勢モデルはBDレコや薄型テレビを発売しているメーカーを網羅し、いずれも対応機種であればBDレコとの連携が可能なモデルを揃えていることだ。
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