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Xperia Z1にDR配信できるソニーのBDレコ秋冬モデル

2013年10月23日 13時10分更新

文● ASCII.jp編集部

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2TB HDDに3番組同時録画が可能な「BDZ-ET2100」と、1TB HDDに3番組同時録画が可能な「BDZ-ET1100」

2TB HDDに3番組同時録画が可能な「BDZ-ET2100」と、1TB HDDに3番組同時録画が可能な「BDZ-ET1100」

 ソニーがBlu-ray Discレコーダーのラインナップが一新し、5機種の新製品を11月16日に発売する。

 従来は9機種のラインナップが存在したが、最上位機種の「BDZ-EX3000」のみが継続。エントリー機は3機種が1機種に、ミドルクラス機種は3機種が2機種に統合された。

4Kテレビ対応の画像処理エンジンを搭載した上位機種

16bit相当の階調表現が可能になった「CREAS 5」

16bit相当の階調表現が可能になった「CREAS 5」

 従来の上位モデルである「BDZ-ET2000」と「BDZ-ET1000」はそれぞれ「BDZ-ET2100」と「BDZ-ET1100」に順当進化した。ET2100/1100は新しい映像処理エンジン「CREAS 5」を採用。EX3000並の階調表現が可能になった。

 また、EPGのジャンル別に画質を最適化する機能も進化し、従来の「映画」と「アニメ」に加えて、「スポーツ」「ドラマ」「音楽」のジャンルの番組も画質を自動調整する。

モニターの種類で「4Kテレビ」が選べる

4Kテレビ向けのシネマモードを搭載

4Kテレビ向けのシネマモードを搭載

 さらに、2Kの映像を4Kテレビで最適に表示するための「4Kテレビモード」を新たに搭載。EX3000のように4Kアップコンバートをするわけではないが、輪郭の強調を抑えるなど4Kテレビに2Kコンテンツを表示させた場合にノイズになりそうな部分を補正する。

 このほか、オーディオ機能についてEX3000を踏襲。仮想サラウンド機能の「S-Force フロントサラウンド」や圧縮音源補正の「ハーモニクスイコライザー」、テレビ音声の聞こえる位置が仮想的に上方に修正する「テレビ音声位置補正」などを搭載する。

 ET2100は3チューナー搭載でHDD容量は2TB。ET1100も3チューナー搭載だが、HDD容量は1TBとなる。また両モデルとも無線LANを内蔵する。

ほとんどの機種でXperiaにフルHDの映像を配信可能に

上から、1TB HDDに2番組同時録画が可能な「BDZ-EW1100」と、500GB HDDに2番組同時録画が可能な「BDZ-EW510」、そして500GB HDDのシングルチューナーモデルとなる「BDZ-E510」

上から、1TB HDDに2番組同時録画が可能な「BDZ-EW1100」と、500GB HDDに2番組同時録画が可能な「BDZ-EW510」、そして500GB HDDのシングルチューナーモデルとなる「BDZ-E510」

 下位モデルで2チューナーモデルとなる「BDZ-EW1100」(1TB HDD)と「BDZ-EW510」(500GB HDD)および1チューナーモデルの「BDZ-E510」(500GB HDD)はCREAS 5非搭載となり、オーディオ機能もET2100/1100で採用された新機能は非搭載となる。

 BDZ-E510以外のモデルはおでかけ転送に対応しており、iPhoneやiPad(iOS 5.1以降のモデル)、Android(4.0以降)端末での番組持ち出し(VGA/QVGA解像度)やストリーミング再生(1280×720ドット)などが可能。

 そこまでは従来通りだが、新機種は「Xperia」の一部機種との組み合わせでおでかけ転送やストリーミング再生がフルHD解像度で行なえるようになった。さらに「Xperia Z1」との組み合わせではDR録画した番組の配信も可能となっている。

 なお、おでかけ転送で1時間番組を転送するのにかかる時間は、DRで48分、長時間録画で一番高品位な「XR」で32分、一番低い画質となる「ER」だと4分となる。

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