軽いのでマイクスタンドに立ててみた
超広角レンズが必要なくらいで、リハスタは狭い。カメラのために三脚を広げると邪魔だし、ギターやベース以外にサオ物を持っていくのも大変。そこでリハスタに置いてあるマイクスタンドを利用します。本体は約165gと軽いので、ブームスタンドでも余裕で付けられます。
ただカメラ側の三脚ネジ穴は1/4インチ、マイクスタンドのネジは大体3/8インチ。サイズが違うので、そのままでは付きません。でもネジ穴変換アダプターがあればOK。
記録形式を選んでレベルを合わせるだけ
そして、とにかくRECボタンを押せば、カメラまかせで録れる/撮れるようにできています。
と言っても、RECボタンを押す前に、記録方式を選ばなければなりません。動画はMPEG-4 AVC/H.264で、解像度は1080p(1920×1080 30p)と720p(1280×720 30p)の2択。音声はMPEG-4 AAC-LC(48kHz/16bit 128kbps)と、リニアPCM(48kHz/16bit)の2択。その組み合わせで以下のような4種類の録画ができます。ファイルフォーマットも含めてYouTubeに最適化された設定のようです。
1080P+リニアPCM | 1080P+AAC LC | 720P+リニアPCM | 720P+AAC LC |
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約17.6Mbps | 約16.2Mbps | 約7.6Mbps | 約6.2Mbps |
そのままYouTubeに上げる前提ならAAC LC、あとで編集したりオーディオトラックの質を重視するならリニアPCMという選択でしょう。また「録画モード」の他に、音声だけを録音する「音声モード」もあります。この場合、録音形式はリニアPCMのみです。
もうひとつ設定が必要なのが、録音レベル。設定は31段階あり、あらかじめレベルオーバー防止用のリミッターが設定されています。これはオプション設定でも解除できません。ただ、本当にピークしかレベルを潰さないので、保険としてあるとありがたいです。ざっと演奏して、赤いピークインジケーターが点灯しないように設定するわけですが、それでも不意の一発で0dBに当ってしまう状況もあります。
撮影機能の方は、顔認識や逆光補正などいろいろな機能が入っています。残念ながらテスト期間中にステージを撮る機会はありませんでしたが、リハスタ程度の撮影なら「おまかせオート」に入れっぱなしでまったく平気のようです。