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照度800ルーメン、最大118インチ、スマホ直結MHL対応

神機の予感!LEDモバイルプロジェクター QUMI Q7降臨

2013年09月13日 11時00分更新

文● 林 佑樹

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両手をいっぱい広げたくらいの縦幅がまずステキ

新機能や発色をチェック!

 ではQ7からの新機能を見ていこう。先に述べた通り、HDMIは2系統用意されており、うち1本はMHLに対応しているため、スマホからの出力をそのまま投影できる。なるべくコンパクトにプレゼンを済ませたい人にとっては実にありがたい機能だといえるだろう。
※「GALAXY S3」以降のGALAXYシリーズでは、別途5ピン・11ピン変換アダプターが必要。

 またWi-Fi用ドングルも用意されており、ワイヤレスでの表示も可能になっている。このあたりはミスを許されないプレゼン時の保険手段を複数用意できるという点でもありがたい。HDMI、MHL、USBメモリー、Wi-Fiと正副予備の4ライン確保が容易であり、思わぬ事態の回避もしやすくなっている。QUMIシリーズならではの設計といってもいい。

MHL出力対応のXperia ULでテスト

実際の投影画面。スライドで見せる程度ならば十分

最近はHDMI出力を備えた機器が豊富だ。写真はNEX-5Rで投影してみたもの。デジタル一眼レフカメラにもHDMI出力は用意されているので、構図をチェックしてもらいながら撮影といった用途にも応えるし、画角を自分で確認しながらの撮影にもOK

 また家庭での用途としては、3D投影にも対応している。別売の3Dグラス(アクティヴシャッター方式)を利用して、3D Blu-rayに対応。また2D→3D変換機能も用意されている。

 さてプロジェクターとしての機能を強化したQUMI Q7。ソフトウェアやインプットについては上記の通り多機能だ。あと読者が気になるのは発色だろう。家庭にも導入しやすいプロジェクターなので、よりきれいな絵で楽しむことを考えると、発色はとても重要になってくる。

dynabook v713から出力して発色のチェック。カラーグラデーションは先のXperia ULのホーム画面でわかる通り、申し分ナシだったので、ここでは黒の発色をチェック。筆者のレタッチは黒の階調がムダに豊富なのでつぶれていないかの確認だ。結果としては、気持ちつぶれているものの、ディスプレーと大差ない体感だった。映画派の人にもオススメできるレベルだ

 手持ちの写真やゲームでチェックしたところ、Q5よりも大幅に強化されており、とくに映画やアニメを鑑賞するのにとても適している。部屋が狭いから……と諦めていた男児諸君に強くオススメしたい。大画面でプレイするドラゴンズクラウンや肌色豊富なゲームはとても楽しかったんだ……!

投影した写真データ。写真中央左側のやや下の波を受けている周辺の階調がつぶれ気味だったが、体感はディスプレーと大差ない。写真データはFlexScan SX2462Wでレタッチを行なったもの

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