エンタメ的用途にバッチリ対応する超大型・17.3型ノートPC
高精細な3Dゲームもサクサク動く「dynabook Satellite T873」
2013年08月29日 11時00分更新
迫力の映像&音響で動画を満喫!
さて、本製品で実際に映画を視聴してみることにする。さっそく市販のBDソフトを光学ドライブにセットして再生してみた。やはり圧倒されるのが17.3型というディスプレーの大きさ。映像も光沢液晶ということで、発色もじつに鮮やかだ。
一方で見逃せないポイントが、動画視聴時のサウンドの高音質ぶり。東芝のPCに搭載されるスピーカーと言えば、名門オーディオブランド“harman/kardon”製がおなじみだが、同モデルには左右合わせて4基のスピーカーを搭載することで、臨場感にあふれた迫力のサウンドを実現させている。
映画視聴などの長時間駆動後は、キーボード面の右手前あたりと右側面がやや熱を帯びる。が、その熱さも許容範囲のレベルだ。
ところでキーボードと言えば、やや気になったのが各主要キーの大きさのバランス。本体自体が大きいこともあり、テンキー付きのゆとりのあるキー配置になっているのだが、なぜか「Enter」や「BackSpace」といった使用頻度の高そうなキーのサイズが、妙に小さい。慣れてくれば問題はないのだが、個人的には、もう少しサイズを大きくしてほしかった。次回のモデルでは、キーボードレイアウトの変更を検討してほしい
それでは、マシンパワーのほうはどうか。「Windows エクスペリエンス インデックス」をチェックしてみると、結果は以下のとおりに。全体スコアは伸び悩んだものの、グラフィックス関連の項目などひとつひとつの結果は、満足できる水準だった。
いっぽうで、PC総合ベンチマークソフト「PCMark7」、3Dベンチマークソフト「CINEBENCH」といったベンチソフトを試してみたところ、結果のほうは以下の通りに。こちらののスコアは、かなり優秀な結果となった。
ちなみに「BBench」でバッテリーの持ち時間も一応計測してみた。動画を連続再生・画面輝度は最大といった電力を最も使う状況下で2時間ちょっと、という結果に。デスクトップPC並みのハイエンド仕様なマシンはほしいけど、設置スペースは最小限に抑えたいもしくは、いざと言いうときはマシンの場所を移動したいといったユーザーには、選択肢のひとつとなるだろう。