3種類の味を飲み比べ
スタバらしい? 「非ケミカル」なテイストだ
「Starbucks Refreshers」シリーズは、なんといってもスタバのエナドリということで、コーヒーチェーンらしく焙煎前のグリーンコーヒー(生豆)を使用しているのが大きな特徴だ。そこから抽出したカフェインや、ビタミンB6などのエナジー成分、さらに炭酸と果汁を加えてある……という。
フレーバーは全3種類。「Strawberry Lemonade」、「Orange Melon」、「Raspberry Pomengrante」(※Pomengranteはザクロ)だ。英語力ゼロのジャンク部員でも、味の想像ができるぐらいにはシンプルなフレーバー名である。さっそく編集部の若手陣で飲み比べてみた。
「Strawberry Lemonade」は、その名の通りイチゴの甘酸っぱい味が特徴だ。ベタベタに甘ったるくないのが好印象で、後味もスッキリ。さわやかに飲み干せる味だが、その分物足りないという不満を抱く人もいるかもしれない。
「Orange Melon」は、3種類の中でも否定的な反応が多かった。オレンジよりもメロンの味わいが強いのだが、果汁というよりは「瓜」といった感じの青くさい味わいなのが気になるところ。多少人工的でも、甘くしてくれた方が味のバランスが良かったのではないかと思う。
一番人気だったのが、「Raspberry Pomengrante」。ラズベリーとザクロの味わいが活きており、雑な感想だが、オシャレなスーパーで売っているちょっと高めなジュースのような感じ。缶を見ずに中身だけ飲んだなら、エナジードリンクとは思う人はほとんどいないのではないだろうか。微炭酸のフルーツジューズといった趣だ。
3種類を飲んでみての感想は、思ったよりサッパリした味わいだということ。アメリカンな飲み物ということで、ベターっと甘かったらどうしよう……と危惧していたが、そんなことはなく、むしろさらっとした味である。
何より、大抵のエナジードリンクに感じられるような、あのビタミンっぽいケミカルな味わいが皆無なのだ。そういう意味ではいわゆる「キワモノ」を狙うと外すかもしれないが、そこはスタバらしく、果汁の味わいを活かしました、オーガニックで他とは一線を画していますよ……ということなのだろう。
ただ、注意してほしいのは、日本で発売されるのは「ベリーベリーハイビスカス」と「クールライム」という今回飲んだものとは別のフレーバーであること。この2種類、アメリカでは缶ではなく店頭で販売しているらしい。しかし国内版のリリースによれば、「日本人の嗜好に合わせた味に仕上げてある」とのことなので、アメリカ版と味が異なることも予想される。なので、今回の記事を購入の参考にしようとしている人は、その点に留意してほしい。
というわけで、今日のジャンク部は「Starbucks Refreshers」でした。ごちそうさまでした。
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