「Assassin's Creed II」や「Rocket Knight」など約50タイトルでスタート
手軽がうれしい! クラウドゲーム機「G-cluster(ジークラスタ)」登場
2013年06月27日 11時00分更新
ゲームパッド付きで1万3800円は魅力!
というわけで基本情報をチェックしてきたわけだが、実機ではどうなのか? 使ってみていいと感じたのは、起動してサクっとゲームまでたどり着ける点。メーカーロゴを眺めながら起動が終わるのを待つ据え置き機とはお手軽さが段違い。
ゲームとともに育ってきたような筆者にとって、「グラディウス」や「高橋名人の新冒険島」などは「あー! そんなのあったなぁ。懐かしい!」と感動しきりだった。また、「めっちゃGOLF デラックス」や「四家麻雀『和』」あたりは、一人で遊ぶにはもってこいだ。
自宅に光回線を導入しているせいか、遅延も気にならなかった。ゲームはもっぱらスマートフォンという人も、アクションゲームはタッチパネルよりゲームパッドのほうが遊びやすいと再認識してもらえるのでは?
記憶の片隅にくすぶっているレトロゲームや、だらーっと遊べるテーブルゲームは、思い立ったときにすぐプレイしたいもの。今後、その手のゲームが525円の月額プランに増えていったら、かなりG-clusterの魅力がアップするはずだ。
また、G-clusterではゲームのほかに、レンタルビデオサービスの「T's TV」も利用できる。ハリウッド映画、海外ドラマ、アニメ、ドキュメンタリーなど数多くの作品が揃っており、年会費・登録料は不要。日本語・英語の音声切り替えや早送り・巻き戻しも自由自在だ。また、人気の新作が貸出中だったり、返し忘れて延滞料金をとられる心配がないというのも、クラウドならではの利点と言えるだろう。
何よりゲームパッドが1つ付いて1万3800円という価格がうれしい。据え置き型の次世代機とは違い、本体も軽くて荷物にならないので、お盆に実家に帰省する際に購入して子供と遊び、そのまま自宅に持ち帰るといったニーズにも応えてくれそうだ。家族で囲むリビングをさらに楽しくしてくれるG-clusterに注目しておこう。
G-clusterの主なスペック | |
---|---|
表示解像度 | 720p(1280×720ドット) |
無線LAN | IEEE 802.11g |
インターフェース | USB×2、HDMI |
本体サイズ | 幅49×高さ90×奥行き11mm |
重量 | 45g |