米バルブが9月23日、LinuxベースのOS「SteamOS」を発表した。
SteamOSは同社が提供するゲーム配信プラットフォーム「Steam」に対応したOS。Steamは、Windows/Mac OS X/Linuxに対応し、世界185カ国25言語で5000万人のユーザーを持つ。詳細は明らかにされていないが、SteamOSはリビングルームに導入することを目的に設計され、開放性の高いOSとなることが示唆されている。
リビングルームに焦点を置いた新機能として、親しい人々とお気に入りのゲームを共有できる「ファミリーシェアリング」機能、閲覧を制限する「ファミリーオプション機能」などが発表されている。また、ゲームのほか、音楽、テレビ、映画などへのアクセスもできるという。
現時点で、数百タイトルがSteamOSに対応しているという。2014年に登場するトリプルAタイトルの対応については、今後続報があるようだ。SteamOSの公開日は今のところ明らかにされておらず、近日公開と発表されている。完全無料で利用できるという。