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「Assassin's Creed II」や「Rocket Knight」など約50タイトルでスタート

手軽がうれしい! クラウドゲーム機「G-cluster(ジークラスタ)」登場

2013年06月27日 11時00分更新

文● 広田稔 撮影●篠原孝志(パシャ)

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ナゾの男がポケットから取り出したモノは……!?

 最近では、スマートフォンを携帯ゲーム機代わりに使っている人も多いだろう。ネットにつながっていればいつでもどこでもストアからゲームをダウンロードできて、サクっと暇をつぶせるのが人気の秘訣だ。

 そのネットの快適さを据え置きゲーム機の世界に持ち込んだのが、「G-cluster」(ジークラスタ)になる。クラウドゲーム機を謳い、テレビの裏側などに設置してWi-Fi接続するだけで、ゲームをプレイできる。5月27日に発表し、6月20日から販売が始まったこの新型ゲーム機の魅力をまるっとまとめていこう!

名刺サイズでACアダプターなし! 型破りな本体

 現在、30~40代の人々は家庭用ゲーム機とともに育ってきた世代だ。友達とアクションゲームの対戦に熱中してケンカに発展したり、お小遣いをためて大作RPGを手に入れて兄弟で競って遊んだり。勉強そっちのけで、湯水のように時間を裂いてゲームにどっぷり浸かってきた人も多いだろう。

 そこから30年の時代が流れ、熱心なゲーム少年も社会人となって、気づけば家族もいたりして、忙しい毎日に追われて。……と書くと何かの歌詞みたいですが、休日に子供とちょいとゲームを楽しみたいときに、ソフトも含めて数万円かかる次世代ゲーム機を揃えるのはちょっと及び腰。とはいえ、子供と同じ画面を見ながら遊ぶにはスマートフォンでは小さすぎる。リビングのテレビでサクッと楽しめるゲームはないものか──。そんなシチュエーションにズバリと当てはまってくれるのが、G-clusterというわけだ。

G-clusterの本体は一般的な名刺よりわずかに大きいぐらい。45gという軽量ぶりがスゴい

 G-clusterをひとことで表すと「お手軽」に集約される。

 まず本体からして手軽さのレベルが違う。据え置き機のはずなのに、幅49×奥行き90×高さ11mmという大人の手のひらに収まるポケットサイズで、テレビの裏側にひょいっと設置しておける。

 ハードの準備も、HDMIとUSBのケーブルをテレビに挿すだけ。電源はこのUSB経由で供給されるが、テレビにUSB端子がない場合は付属のACアダプターも利用できる。一度セットアップしたらあとは放置しておけるし、場所もとらないというわけだ。

 コントローラーとして、ロジクールの無線タイプ「F710 Wireless Gamepad」を同梱したパッケージも用意されている。こちらのセットアップも、USB端子に無線アダプターをさせばOK。コントローラーを複数台用意すれば、対戦プレーも可能だ。

 さらに、無線LAN経由でスマートフォンをコントローラーに使えるiOS/Android用アプリを提供している。

おもむろにテレビの背面に回って、HDMIとUSBのケーブル、USBアダプターを接続。わずか2、3分でハードの設置は完了。インターネットには基本、無線LANでつなぐが、有線LANキットも別途販売する(3500円)

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