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Thermaltakeが新製品を公開、日本での販売を再強化

2013年03月23日 14時00分更新

文● ASCII.jp編集部 北村

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 22日、Thermaltakeが都内で報道関係者向けの新製品発表会を行なった。2012年に日本支社を解散した同社だが、アスクと代理店契約を締結したことで、日本国内での販売に再度力を入れていくという。

Thermaltakeが新製品発表会を開催

この発表会のためにThermaltakeのCEOであるKenny Lin氏が来日した

 Thermaltakeは2013年の事業展開として、クーラーやケースだけでなく電源ユニットの販売にも注力していくことや、日本のプロゲームチームを育てる計画があることを語った。会場には、近日発売予定の新製品が並んでいたので、ここで紹介していこう。

PCケース

 第2四半期に、タワー型PCケースが7製品発売される。Thermaltakeといえば、これまでにもゲーミングケースを多数販売しており、派手なケースを作るというイメージがあるはずだ。ところが今回は同社にしては珍しく、シンプルなデザインの「Urban」シリーズを投入する。また、ゲーミングケース「Chaser」シリーズの新製品も登場する予定だ。

シンプルデザインのミドルタワーケース「Urban S41」。サイドパネルは吸音材を貼り付けた静音設計で、天部には200mmファンとHDDスタンドを配置している。想定売価は1万8480円

ゲーミングケースの「Chaser A31 Thunder Edition」。想定売価は1万1800円

色違いの「Chaser A31 Snow Edition」。想定売価は1万1800円

ミドルタワーケースの「Chaser A41」。想定売価は1万6800円

フルタワーケースの「Chaser A71」。サイドパネルに200mm経のファンを搭載する

CPUクーラー

 最初にPCケースを紹介したが、Thermaltakeはクーラーメーカーとして起業しただけあって、もちろん新型CPUクーラーもリリースする。4月には空冷クーラーの「NIC」シリーズを投入、第2四半期中には水冷クーラーの「Water 3.0」シリーズを投入予定だ。「Water 3.0」は既存の「Water 2.0」シリーズに搭載されているファンの風圧を高めた改良モデルとなる。

160WまでのCPUに対応する「NIC F3」。想定売価は5980円

「NIC F3」をデュアルファンにした「NIC F4」。ヒートパイプが1本増え、180WまでのCPUに対応する。想定売価は6980円

220WまでのCPUに対応する「NIC C4」(7980円)と、230WまでのCPUに対応する「NIC C5」(8980円)。ヒートシンクを2基のファンで挟み込んだ構造で、ファンを含むプラスチック部はドライバー不要で取り外せる。見た目は同じだが「NIC C4」のヒートパイプは4本、「NIC C5」は5本となっている

ヘッドセット

 CeBIT 2013で発表されたヘッドセット「Level 10 M Headset」が日本で初公開された。Level 10の名前を冠している通り、BMW Group Designworks USAがデザインを監修している。ネオジウムを使用した40mm径のドライバユニットを採用しており、マイクは折りたたみ式でハウジング部に収納できる。6月発売予定で、スペックなどの詳細はCOMPUTEX TAIPEI 2013で公開するとのこと。

BMWがデザインしたゲーマー向けヘッドセット「Level 10 M Headset」。着脱式のUSBケーブルは左右どちらにも接続可能だ

PS3やXbox 360といったコンソール機向けのゲーミングヘッドセット「Shock」シリーズ。全7色をラインナップする。発売日と価格は未定

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