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四本淑三の「ミュージック・ギークス!」 ― 第117回

噂の磁性流体が予想以上にスゴかった

日本初公開、ソニーのスピーカーに使われた磁性流体の正体

2013年03月23日 12時00分更新

文● 四本淑三

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SRS-BTX500/SRS-BTX300の企画開発チーム

 ソニーのポータブルBluetoothスピーカー「SRS-BTX500」を実際に試してみて、その音のよさに驚いた(関連記事)。ウーファーとパッシブラジエーターを搭載して、標準コーデックより高音質なAACやaptXに対応、そしていかにも音のよさそうなデザインということで期待していたが、その第一印象はまったく裏切られることはなかった。

 パッシブラジエーターを使った設計が一般化して以降、小型のスピーカーにも低域に不満を感じることはなくなったが、ソースが圧縮音声だからという点で、Bluetoothスピーカーに中高域の解像感や広帯域感は、最初から諦めていたところがあった。だが、SRS-BTX500はBluetoothスピーカーだからというエクスキューズは不要で、単体の小型パワードスピーカーとしても、これほどバランスのいいスピーカーも珍しい。

SRS-BTX500SRS-BTX300

 このスピーカーの最も興味深い技術的エポックは、聞きなれない「磁性流体」という素材にある。一体この素材は、このスピーカーに何をもたらしたのか。そして、こうした小型スピーカーで高音質を実現させるには、どんな技術が使われているのか。今回、このスピーカーの企画意図、開発ポリシー、そして磁性流体とは一体何なのかをソニーの開発チームに訊いてきた。

岡 祐介 ソニー株式会社 ホームエンタテインメント&サウンド事業本部 企画マーケティング部門V&S商品企画部企画3課プロダクトプランナー。SRS-BTXシリーズの商品企画担当
市村 直己 ソニーマーケティング株式会社 モバイルエンタテインメントプロダクツマーケティング部パーソナルAVMK課。SRS-BTXシリーズのマーケティング担当関 英木 ソニー株式会社 ホームエンタテインメント&サウンド事業本部 音響設計部1課 サウンドエンジニア。国産ヘッドホンの傑作「MDR-CD3000」や、ソニー最初のカナル型「MDR-EX70」を設計。SRS-BTXシリーズの音響設計を担当

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