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IO DATA「HDPD-AUT500」、「HDPD-AUT1.0」

Gセンサー搭載の耐衝撃HDDが登場、一風変わった機能も!

2013年03月07日 23時10分更新

文● 増田

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 Gセンサー搭載の耐衝撃ポータブルHDD「HDPD-AUT」シリーズがアイ・オー・データ機器から発売された。ちょっと変わった機能をサポートしている。

アイ・オー・データ機器から発売されたGセンサー搭載の耐衝撃ポータブルHDD「HDPD-AUT」シリーズ。HDDの面を変えることで、2種類の仮想ドライブを切り替えて使用できる「G-SELECTOR」を装備する

 「HDPD-AUT」シリーズは、Gセンサー搭載のポータブルHDD。容量は500GB「HDPD-AUT500」と、1TB「HDPD-AUT1.0」で、ホワイトとブラックの2色をラインナップする。
 本体には、HDDにかかる重力を感知する3軸加速速度センサー(Gセンサー)を搭載。落下を検知することで、HDDの電源が自動でOFFになり、ドライブを守ることができる。
 加えて、ボディ外装部は滑りにくく耐久性に優れた「熱可塑性ポリウレタンエラストマー(TPU)」、内装部は衝撃に強い「ポリカーボネート(PC)」を採用する。本体内部4ヵ所には衝撃吸収ダンパーを装備し、フローティング構造にすることで落下の衝撃を吸収するなど万全の体制でHDDを保護する。
 なお、本体上部にはLEDが内蔵され、通常使用時はLED消灯、衝撃検知時には紫色、落下検知時には赤色に発光する。

米国国防総省の軍事品に採用する性能試験(MIL-STD)と同様のテストでは122cmの高さからの落下試験(4~6回)に合格した

2種類の仮想ドライブを切り替えて使用できる「G-SELECTOR」。A面ではデータ保存に便利な「仮想DVD-RW」、B面では「仮想サポートソフトCD-ROM」領域として使い分けができる

 もうひとつ、ユニークなのがHDDの面を変えることで、2種類の仮想ドライブを切り替えて使用できる「G-SELECTOR」を装備する点。本体ロゴ付きA面ではデータ保存に便利な「仮想DVD-RW」、B面では「仮想サポートソフトCD-ROM」領域として使い分けができる(切り替えはHDDを取り外す必要があり)。

容量は500GBと1TBで、カラーはホワイトとブラックの2色が用意されている

 インターフェースはUSB 3.0で、電源はバスパワー駆動に対応。サイズは84(W)×120(D)×19(H)mm、重量は約180g。製品には、Acronis社バックアップアプリ「True Image 2013」(Windows)、姿勢表示アプリ「G-SENS・MONITOR」が付属するほか、アイ・オー・データ機器が提供するアプリ「IO.APPs」をダウンロード(無料)して使用することも可能。
 販売しているのはソフマップ秋葉原本館で、500GBモデルが9980円、1TBモデルが1万3480円となっている。

【取材協力】

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