NECアクセステクニカの無線LANルーター「Aterm」の公式サイトAtermStationで、「NEC×11ac」と題するティザーサイトを公開している。FlashアニメーションにはAtermの新製品と思われる画像も登場する。
先日、総務省が電波法の一部改正案に関する答申を発表し、次世代の高速無線LAN技術「IEEE802.11ac」を認可する方針が示された。それだけに、NECから11acに対応する無線LANルーター製品が登場するのではないかと想像できる。もし11ac対応の無線LANルーターが発売されるとしたら、Atermシリーズ初のギガWi-Fiルーターが誕生することになる。
「11ac」は、米国電気電子学会(IEEE)が採用する高速無線LAN規格。近年、PCやスマートフォン・タブレットなど無線LANを使用する機器が急速に増加し、通信トラフィックの増加に対して通信帯域の不足が懸念されていた。11acは従来の11nより11倍以上の高速化を実現しているので、通信トラフィックの問題を解決できると見込まれている。