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小型PCフォームファクターNUC活用術 ― 第2回

インテル製NUCベアボーン「DC3217BY」の性能と10の疑問点

2013年01月29日 12時00分更新

文● 藤田 忠

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 インテルが提唱する小型PCフォームファクターNUC(Next Unit of Computing)について、第1回でじっくり解説した。NUCが理解できたところで、第2回ではNUCマザーボードを搭載する同社製初のベアボーンで、NUCの疑問点や性能を調査してみよう。

購入前にNUCベアボーンの
気になる10つの疑問を解消!!

 小型PCフォームファクターNUC準拠のインテル純正ベアボーン「DC33217IYE」と「DC3217BY」。手のひらサイズの116.6(W)×112(D)×39(H)mmの小型筐体に、TDP 17Wの省電力デュアルコアCPU「Core i3-3217U」やmSATAスロット、2基のHDMI出力端子(「DC3217BY」はThunderboltとHDMIを各1基)搭載と、基本スペックもなかなか魅力的で、購入を検討している自作ユーザーも多いことだろう。

インテル純正のベアボーンキット「DC3217BY」。実売価格は3万2000円前後
前面はUSBポートを1つだけ備える背面にはThunderboltとHDMI端子、USBポート×2、電源コネクターを搭載する

 ここでは、今ひとつ購入に踏み切れない人の背中を押すべく、カタログスペックからは見えてこないインテルNUCベアボーンの気になる点を解消していこう。

NUCベアボーンの疑問点をチェック

 mSATAスロットに搭載したSSDの実測値から、Thunderboltによる液晶ディスプレーへの出力や動作音、マシン性能まで、NUCベアボーンの気になる点をチェックしていこう。なお、検証は「DC3217BY」で行なっている。

テスト環境
CPU Intel「Core i3-3217U」(1.8GHz/オンボード)
マザーボード Intel「Desktop Board D33217CK」
メモリー SanMax「SMD-N8G68CTP-16KL-D」(PC3-12800 SO-DIMM 4GBx2枚組)
SSD crucial「CT128M4SSD3」(mSATA、128GB、SATA3)
電源ユニット ベアボーン付属
OS Windows 8 Pro(64bit)

BIOS(UEFI)設定関連の気になるポイント

Q:Delキー押してもBIOS(UEFI)が起動しない

A: 初めてインテル純正マザーボードを使う人が戸惑うのが、BIOS(UEFI)設定画面の呼び出し方。インテルは「Del」キーではなく、「F2」キーになっている。ちなみに、OSの起動時間を短縮する「Fast Boot」設定の「USB Optimization」を有効にすると、すべてのUSB機器がOS起動まで利用できなくなる。当然キーボードも使用不可なので「F2」キーを押してもUEFIを呼び出せなくなるので要注意だ。

Post画面中に「F2」キーを押すことで設定画面を呼び出せるBIOS(UEFI)の「Home」画面には起動デバイスやファン回転数、温度などが表示される

 UEFIのPost画面では、「F7」キーでBIOS(UEFI)のアップデートユーティリティーの「Update BIOS」、「F10」キーで起動デバイスを選択する「Enter Boot Menu」、「F12」キーでネットワーク起動を行なう「Network Boot」を呼び出せる。

Post画面で呼び出す機能は、「Advanced Setup」→「Boot」→「Boot Display」で無効にすることもできる起動時間を短縮する「Fast Boot」の設定は、「Advanced Setup」→「Boot」→「Boot Configuration」から行なう

Q:BIOS(UEFI)アップデートはどうやるの?

A: アップデートするBIOS(UEFI)をUSBメモリーなどに保存。Post画面で「F7」キーを押すと起動する「Update BIOS」で、アップデートするBIOS(UEFI)の保存場所を指定すればオーケーだ。専用ツールを使うことで、各種ウインドウズOSからのアップデートにも対応している。

インテルのウェブページにはBIOS(UEFI)単体の拡張子「BIO」やOS上からアップデートするファイルもアップされている

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