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スマホ対応「おばけ屋敷ゲーム」で冬の集まりを盛り上げろ

2012年12月23日 12時00分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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「絶叫! おばけ屋敷ゲーム」

 忘年会やクリスマスパーティーから、お年賀の集まりまで、年末年始は友人知人・親類縁者が集まって楽しむ機会も多い。そんな時に遊んでもらいたいのが、スマートフォン対応のボードゲーム「絶叫! おばけ屋敷ゲーム」(バンダイ、3780円)だ。

 絶叫! おばけ屋敷ゲームとは、1980年に登場して80万個以上を売り上げたボードゲーム「おばけ屋敷ゲーム」を元にしたリメイク版である。数年前にASCII.jpのブログ(閉鎖中)で、復刻版を紹介したこともあったが、あちらはオリジナルをほぼそのまま復刻したものであったのに対して、絶叫! おばけ屋敷ゲームは「スマートフォン対応のゲームモード」という新しい遊び方を加えたものだ(スマートフォンがなくても従来どおり遊べる)。

スマートフォンを使ったゲームモードの様子。中央の青、緑、赤、黄のコマがプレイヤーのコマ。その下にスマートフォンが置かれている

 この手のゲームが大好きな担当が、年末で忙しい同僚たちを捕まえて、早速プレイしてみた。えっ? なんで真冬におばけ屋敷なんだって?……こまけえこたぁいいんだよ!

スマートフォンでイベント、スマートフォンでボスおばけと対決!

 おばけ屋敷ゲームの基本的なシステムは、サイコロの代わりにカードを使う双六ゲームである。プレイヤーはおばけ屋敷(というより妖怪屋敷)の中心にある井戸からスタートし、外への脱出に挑戦する。各人には5枚の「いどうカード」が配られ、自分の番が来たらいどうカードを出して(出したら山から1枚引く)、カードに書かれた数字の数だけコマを進めてゴールを目指す。最後の1人以外がゴールすると、残された1人はおばけ屋敷に取り込まれて負け、という単純なゲームだ。

 ただし普通の双六と違うのは、出口までの各所におばけの待ち受ける部屋があり、おばけと対決して勝たなければ、先には進めないというところ。おばけとの対決は、各人が持つ「勇気」「知恵」「力」の「まよけカード」を使う。おばけの待ち受ける部屋に入ったら、まよけカードを1~2枚出して(出せる枚数は部屋ごとに異なる)から、盤面右にある「おばけカード」をめくる。

 おばけカードにはおばけの弱点(1~2種類)が書かれていて、出したまよけカードが弱点に1つでも該当していれば勝ちとなる(勝ったおばけカードは自分の物に)。弱点が2種類ある弱いおばけであれば簡単に勝てるが、弱点が1種類のおばけを引いたり、まよけカードを1枚しか出せない部屋では負けてしまうことも多い。おばけの部屋は部屋ごとに、敗者に対するペナルティーが用意されている。簡単なものは「その場で再挑戦」程度だが、部屋の前に戻されたり、「あかずの間」や「たたりの部屋」といったペナルティー部屋送りにされることもある。

おばけの部屋に入ると、手持ちのまよけカードを出しておばけと対決する。この部屋で負けると、左の「あかずの間」送りに……

 おばけの部屋には鍵がかかっているので、鍵の絵が書かれたいどうカードを出さないと入れない。手元に鍵のカードがなければ、手持ちのいどうカードを1枚切って山から補充し、鍵のカードが来るまで待つしかない。延々と部屋の前で鍵のカードが来るのを待っている間に、他のプレイヤーがどんどん先へと進んでしまう……ということもよくある。

 ここまではオリジナルや復刻版と同じルールだが、スマートフォンを使う「アプリモード」では、さらにいろいろな要素が追加されている。次ページからのリプレイを通して説明しよう。

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