このページの本文へ

MSI「7970 GHz Edition」

MSIのハイエンドRadeon“Lightning”に「7970 GHz Edition」が登場

2012年10月16日 22時19分更新

文● 増田

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 AMDのハイエンドGPU「Radeon HD 7970 GHz Edition」を搭載したMSI製ビデオカード「R7970 Lightning BE」が登場した。

AMDのハイエンドGPU「Radeon HD 7970 GHz Edition」を搭載したMSI製ビデオカード「R7970 Lightning BE」

 従来モデル「R7970 Lightning」からGPUを「Radeon HD 7970 GHz Edition」にアップグレードしたMSI製Radeonシリーズのハイエンドモデル。
 銅製ベースのヒートシンクと8mm径ヒートパイプ2本と6mm径ヒートパイプ3本、さらに100mm径デュアルファン仕様の大型冷却クーラー「Twin Frozr IV」を搭載。またデジタルPWMによる安定した電力供給に加え、オーバークロック時の安定度を高める専用基板「GPU Reactor」を背面に装備。オーバークロック時の障害となる“過電流保護”や、省エネ機構の“アクティブフェーズスイッチング”を無効化する「Unlocked BIOS」を実装することで、OC時の安定稼働を可能とする点などは従来モデルと同様だ。

大型冷却クーラー「Twin Frozr IV」を搭載し、基板裏面に専用基板「GPU Reactor」を搭載するなど、ベースは「R7970 Lightning」と同じだ

 主なスペックはコア/メモリークロックが定格クロックの925MHz/5500MHzから1070MHz/6000MHzにオーバークロック。搭載メモリーはGDDR5 3GBで、ブラケット部はDVI×2、mini DisplayPort×4という構成。さらに、補助電源コネクターは従来の6ピン+6ピンではなく、8ピン+8ピンの特殊仕様となる。
 そのほか、付属品としてCrossFireブリッジ、DVI-HDMIアダプター、Mini DisplayPort→DisplayPortアダプター、8ピン電源ケーブル×2、V-Checkポイントケーブルなどが含まれている。
 価格は5万4800円。パソコンショップアークやツクモパソコン本店、ドスパラ パーツ館で販売中だ。

リファレンスクーラーより温度が14度、騒音が6.3dB低下する「Twin Frozr IV」。ブラケット部はDVI×2、mini DisplayPort×4となる

【関連サイト】

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中