コンテンツモードが偏ってないですか?
映像モードについてのギモンもぶつけてみた。REGZAの映像コンテンツモードは「ゴルフ」や「写真」などやや突飛なものが用意され、「アニメ」モードにいたっては3種類、「ゲーム」モードも3種類の画質モードが用意されている。
この偏りはどうしてか? きっと東芝の偉い人がゴルフ好きなんだろうな、と思ってこれまで質問してこなかったが、思い切って聞いてみると本村氏いわく「ディープなユーザーさんが多いんです」との答えが返ってきた。
アニメやゴルフ中継を見る人、ゲームをする人は画質にこだわるユーザーが比較的多いため、そこは徹底的に最適な画質に追い込んでいるとのこと。Zシリーズの突き抜けたイメージを印象付ける一例だろう。
4K2K REGZAって安いのは出ないんですか?
来年発表予定の4K2K REGZAについても聞いてみた。今のところラインナップとしては50V型クラスのものと60V型クラスのもの、そして84V型の3モデルが予定されているとのことだが、それ以下の低価格なモデルを用意する予定はないのか?
「もちろん選択肢としてはあると思いますが、まずは4K2K解像度の凄さを一番実感できる50V型以上のモデルの製品化に注力していきます」とのこと。ただし、40V型以下のモデルについても「次のステップで考えたい」とのことで、再来年あたりには製品が登場する可能性がある。
本村氏は「4K2Kテレビについて“ソースがないじゃないか”とよく言われるが、そんなことはありません。ハリウッド映画などは4K2Kで撮影されており、Blu-ray Discやテレビで放送される際にはフルHDとなりますが、それを4K2Kに復元して表示した映像は、フルHDのテレビで見るものとはやはり迫力が違います」と4K2Kの世界をアピールした。