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新エンジン「4KレグザエンジンHDR」を搭載

アプコンや全録が進化! ミドルクラスの4Kテレビ「レグザJ20X」

2015年07月29日 11時00分更新

文● 松野/ASCII.jp

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ミドルクラスの4Kレグザ「J20Xシリーズ」が登場

 東芝ライフスタイルは7月29日、ミドルクラスの4K液晶テレビ「レグザJ20Xシリーズ」を発表した。8月12日から販売を開始する。

 55型の「55J20X」、49型の「49J20X」、43型の「43J20X」の3モデルをラインアップ。従来モデルの全面直下LEDを継承し、新エンジン「4KレグザエンジンHDR」を搭載。入力遅延は4Kレグザシリーズとしては最速の約0.05フレームとなり、4K入力時でも快適なゲームプレイが可能となっている。USBストレージに録画した番組を対応機器でも再生可能にするSeeQVaultをサポートし、HDMIの新規格「HDRフォーマット」にも2016年2月のアップデートで対応するとしている。

色表現範囲を拡大する全面直下LEDを採用。入力遅延は約0.05フレームで、ゲームも可能

 フルHD映像を4Kにアップコンバートできる「4Kマスターリファイン」には、画面の白部分を立体的に再現する「アドバンスドHDR復元」、彩度に合わせて輝度の高域部分を補正、色潰れしない微細な質感の再現をうたう「インテリジェントカラーテクスチャー復元」、文字回りのノイズを抑える「グラフィックスエッジクリア」などの技術をあらたに採用した。全面直下LEDにより色表現範囲が拡大されており、広色域復元処理との組み合わせで自然な色彩を再現できるとしている。

アップコンバート機能「4Kマスターリファイン」により、地上波放送も4Kに迫るクオリティーで視聴できる

 全チャンネル録画機能「タイムシフトマシン」には、放送中の番組をボタン一つで最初から視聴できる「はじめにジャンプ」、放送済み過去番組表から見たい番組を再生する「過去番組表」、録画番組をジャンルごとに分類して楽しめる「新ざんまいスマートアクセス」などの機能を搭載。新ざんまいスマートアクセスは機能が大きく強化されており、ジャンルやキーワードのカテゴリー登録、今後のジャンルごとの放送予定やYoutubeなどへのアクセスのほか、クラウドサービス「みるコレ」にも対応している。

全チャンネル録画機能「タイムシフトマシン」が強化。放送中の番組を最初から視聴する「はじめにジャンプ」などの機能を備え、リモコンのボタンもそうした機能にあわせたレイアウトとなっている

 価格はいずれもオープンプライスで、市場想定価格は55J20Xが34万円前後、49J20Xが29万円前後、43J20Xが23万円前後。

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