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「インテル vPro テクノロジー AMT」に対応も

インターコム、PC運用管理「MaLion 3」のSAM強化

2012年08月08日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 8月7日、インターコムはWindowsとMac OS対応の運用管理ソフト「MaLion 3」の新バージョン(Ver.3.40)を8月17日に発売すると発表した。

「SAMユーザーズガイド」に則った各種台帳機能を搭載する「MaLion 3」の新バージョン(Ver.3.40)

 MaLion 3は、企業の情報漏えい対策とIT資産管理を1パッケージで総合的に支援するソフトウェア。今回発表のVer.3.40では、日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)が策定した、SAM(ソフトウェア資産管理)の具体的な運用方法を示す「SAMユーザーズガイド」に則った、組織のSAM運用を支援する各種台帳機能の改良を行なった。

 これは、新たに搭載した「導入ソフトウェア台帳」にて、導入から廃却までソフトウェアのライフサイクルをすべて管理する「導入ソフトウェア履歴台帳」をベースに、ソフトウェア単位で利用総数などを一元管理できるというもの。これにより、実際に組織で利用しているソフトウェアの種類と本数が一目で確認可能となり、保有するべきライセンスの種類と本数を明確にできる。

 また、マスターディスクや使用許諾書などライセンス関連部材の管理に有効な「ライセンス関連部材台帳」を搭載。加えて、エディション、バージョン、ソフトウェア種別(有償・フリー)といったソフトウェアの識別情報のデータベースを使って台帳への適切な情報登録を支援する「ソフトウェア辞書」などの機能も新たに搭載する。

「インテル vPro テクノロジー AMT」によるハードウェアベースのリモートコントロールに対応

 そのほか、インテル製CPUが搭載する「インテル vPro テクノロジー AMT」に対応し、管理者PCから遠隔操作(リモートコントロール)による従業員PCの起動やシャットダウンが可能となる。ソフトウェアベースのリモートコントロールについては以前より搭載していたが、今回の対応により対象PCが電源OFFの状態であっても、リモート操作により起動できる。

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