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「Powered BLUE Mail Plus Spirit」

ムービット、KVM/Virtuozzo対応のメール添付ファイル暗号化

2012年07月06日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 7月5日、ムービットは添付ファイルのZIP暗号化などの機能を持つメールゲートウェイの仮想アプライアンス「Powered BLUE Mail Plus Spirit」を発表した。

添付ファイルの圧縮暗号化などの機能を提供する「Powered BLUE Mail Plus Spirit」

 これは、メールの添付ファイルを暗号化されたZIPファイルに圧縮したり、Webサイトからダウンロードする方式に変換する機能を提供。従来の製品ではVMwareによる仮想環境での実行に対応していたが、今回発表の製品では、Linuxカーネルが搭載する仮想化機能「KVM」、パラレルスの仮想化製品「Virtuozzo」を使った環境での運用にも対応した。

 他にGoogle Appsとの連携にも対応する。Google Appsを利用の場合でも、メール添付ファイルのZIP暗号化やダウンロード形式での送信処理、添付ファイルの削除やブロック、メールログの記録が可能で、Google Appsの機能を補完するとしている。オプションでは、2台のメールサーバーへのメールの同時配送(メールの2重配送)などにも対応しており、保存用のメールサーバーへの同時配送や新旧2台のメールサーバーへの同時配送などが簡単に構築できるとのこと。

 ソフトウェアレンタル方式の提供を行なう予定で、この場合の価格は、50ユーザーで年間9万6000円(初期費用1万6000円)など。

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