このページの本文へ

こうして守れ!メールセキュリティ 第1回

アズジェントとオレンジソフトがメールセキュリティでタッグ

添付ファイルの暗号化を自動化する「safeAttach」

2009年04月23日 04時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 セキュリティソリューションを提供するアズジェントは、オレンジソフトと提携し、メールの添付ファイルを暗号化する「BRODIAEA safeAttach」の販売を5月より開始する。

アプライアンス版の「BRODIAEA safeAttach」

 メールの添付ファイルは情報漏えいの原因となっており、誤送信した際などは大きなビジネス上の損失を被る可能性がある。これに対し、BRODIAEA safeAttachは、サーバ側で添付ファイルの自動化を行なうことで、情報漏えいを防ぐ。添付ファイルはZIP形式で暗号化され、復号化のパスワードは電話による通知や別メールでの送信といった手段で相手に教えることができる。パスワードも使い捨てのものが自動生成されるという。

「BRODIAEA safeAttach」の設定画面で暗号化ルールを編集

 上位モデルのBRODIAEA safeAttach Enterpriseでは、添付ファイルを相手にダウンロードさせる受け渡し機能がある。ダウンロード時の認証や回数制限を付けられるので、より厳密な添付ファイルの運用が可能になっている。BRODIAEA safeAttach Enterpriseはソフトウェアでの提供で、その他はアプライアンス版も用意される。価格は180万円から。

■関連サイト

カテゴリートップへ

この連載の記事