電アス・ゲーム部 第8回

夏休み前は洋ゲーがアツい！　売れ筋PCゲーをざっくり紹介

アキバで根強い人気と言えばFPS、ハイスペックPCで
バトルフィールド 3を遊びつくせ

──　話戻そうか。今のアキバで洋ゲーというと、どんな傾向のソフトが人気あるの？

太田　やっぱりFPSが安定して人気ですね。最近ではないですが「バトルフィールド 3」がランキングに残っているし、「ゴーストリコン フューチャーソルジャー」なんかも人気ですね。

いつもの近未来FPS「ゴーストリコン フューチャーソルジャー」も発売された。チームプレイ重視の作品なので、単独行動が好きなプレイヤーは死あるのみなので気をつけよう

──　どんなゲームですか？

太田　ゴーストリコン フューチャーソルジャーは、Ubisoftから出ているコンシューマー／PC向けのFPSですね。“ゴーストリコン”シリーズと言えば、海外ゲーム好きには定番とも言えるタイトル。「レッド・オクトーバーを追え」とか「今そこにある危機」で有名な小説家トム・クランシーの監修です。

──　なるほど。でもランキングを見ると全体的に長期的に売れているタイトルも多い気がするんだよね。特にPCゲーは。

太田　そうですね。例えば「The Elder Scrolls V: Skyrim」（スカイリム）なんかは、相変わらずの人気ですね。開発元が有名だったり、売れた作品の続編はランキングの上位にきやすいっていうのもあるんでしょうが。

今なお強い人気を誇る「The Elder Scrolls V: Skyrim」。筆者はまだ忙しくて未プレイ。早くやりたい……

──　スカイリムは昨年末発売のRPGですね。

太田　でも最近になって人気が上がってきたものもありますよ。「Spec Ops：The Line」とか。これはFPS（一人称視点）ではなくて、TPS（三人称視点）のシューティングで、ドバイが舞台。大義のために戦う兵士のモラルが、次第に狂気に変わっていく的なストーリーの面でも高評価を得ているタイトルです。

　僕は対戦をやり込むというよりは、まずはストーリーを一通り楽しみたいと思うほうなので、凝った設定や引き込まれるストーリーって言うのは重要な要素ですね。

アクションやドライブゲームなど、夏を楽しむゲームも続々

──　ほかにこの夏やる注目のタイトルと言えば？

太田　映画の上映も始まった「アメイジング・スパイダーマン」ですかね。国内版は未発売で、先月に海外版が発売されたタイトルなのですが、今週のアキバではプレイステーション 3版もXbox 360版もほぼ売り切れ状態。オープンワールドで再現されたマンハッタンのビルの谷間を、スイングしながらすり抜ける感じが快感というか、ジェットコースターみたいにスリリングですね。

「アメイジング・スパイダーマン」は映画も上映中ということもあって、カオス館では絶好調な売れ行きだった

　あとは「テストドライブ」シリーズの最新作「テストドライブ：フェラーリ レーシング レジェンド」かな。ドライブゲームは、海外版・国内版といった区分けを問わず楽しめる部分があるので、とっつきやすいかもしれません。

ドライブゲームの代表的な作品「テストドライブ：フェラーリ レーシング レジェンド」。色々なフェラーリをさまざま眺められる、フェラーリ好きには必見の作品

　今回はフェラーリづくしということもあって、右を向いても左を向いてもフェラーリ。実際にフェラーリ買えなくても、ゲーム中で乗り倒せるわけで。開発元も「NFS:Shift」とかで有名なSlightly Mad Studiosだから、ドライブゲームとしてのデキもお墨付きって感じですね！

【取材協力】

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